今年の冬は寒くなりましたが、ふと、故郷は北海道の豆まきを思い出しました。
就職で首都圏に移り住んでから、人生の大半は、内地で暮らしてきたわけです。
なので、北海道の暮らしがどうだったのかを、つい忘れがちな自分がおります。
でも、今年ばかりは、そのの豆まきで寒さのせいで北海道の習慣を思い出した。
それは、炒った大豆を使うのではなくて、殻付き落花生を使っていたことです。
そして、子供の頃、撒いた殻を拾い集めて、殻を割り薄皮をはいで食べたんだ。
そんな懐かしい思い出なのですが、今年の寒さで思い出させてくれたようです。
それで、炒った大豆の代わりに、なぜ殻付き落花生を北海道で撒くのだろうか。
これは、俗にいう”北海道あるある”の一つでしょうが、確かに内地とは違うな。
なので、ネットで調べると、落花生も含めて次のような説明は、納得しました。
ジンギスカン鍋はどの家庭にもある
すき焼きは、豚肉で食べる
赤飯に甘納豆が入っている
おせち料理は、大みそかに食べ始める
とうもろこしと呼ばす、とうきびと言う
確かに、食生活の違いは存在しているとして、落花生にする理由は何だろうか。
ネットですと、第一の理由に、雪に埋もれていても見つけやすいからなんだと。
しかしだな、北海道の雪景色の中でまく家庭は、非常にまれで家の中だけです。
二月初めなど、雪が毎日降っているような時期ですので、窓なんか開けません。
そんな雪が降っているのに、外へ撒いて、濡れそうな中を拾いに行くだろうか。
常識的に考えますと、そんなことはしないと思う方が、正解だと思うのですよ。
まして、家の中に撒いても、暖房のない部屋は、気温が15度以下になります。
暖房をする部屋はリビングが中心で、部屋全てを暖房する家庭などありません。
なので、寒い部屋もあるので、早く見つけやすい殻付きにしたのではないのか。
一方、東北地方も落花生を使う地域が多いようで、雪の影響だからでしょうか。
衛生面で安心だからという説明もありましたが、家の中は不衛生でもないなあ。
というわけで、落花生に理由があるとしたら、栄養価が高いからではないのか。
落花生は、炒った大豆と比べてもかなり高カロリーですから、北海道の真冬に節分を行う行事は、それを食べてs六冬を乗り切るというう意味では、栄養学的に適していて、福は内で厄除けなんだなと思ったのでした。
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