2023年2月8日水曜日

ある宗教法人の役員は、巨大観音像は宗教法人が所有すると経済的なメリットが大きいと話しております ー 国設芦別スキー場(北海道・道央)

平成16年12月27日(月)滑走
         
少し前ですが、淡路島で巨大観音様の解体する工事のニュースを耳にしました。
同島のランドマーク的存在だったといい、その名も”世界平和大観音像”なんだ。

地元出身の男性が建立して、観光が目的だったそうですが、物故されています。
その後、遺族が相続したものの、代を経て放棄したので国の所有になりました。

国もそんな老朽化のガラクタでは有効活用もできず、ついに解体を決断ですな。
もうすぐ、作業も終えて更地の見通しですが、この手の仏様は全国各地にある。

それで、北海道にも芦別市に大観音様がいて、現在、宗教法人が所有中でした。
三十年以上前、レジャー施設「北の京・芦別」内に建立されたのが始まりです。

高さが88メートルで少し低いのですが、仙台天道白衣大観音は、100メートル。
解体された淡路島の世界平和大観音と並びまして、現在も日本一で存在します。

ところで、芦別市の大観音様は、北海道へ旅行した人の気休め観光スポットね。
富良野へ行ったら、ついでに寄ってみようの程度で、是非と言うほどでもない。

       
そんな場所のすぐ横に、このゲレンデがあるのですが、滑った時の記憶が薄い。
観音様も全く覚えていないので、ひたすら滑っていただけなのかもしれません。

まあ、設備はリフトが三本だけと実にこじんまりしていて、あまり特徴もない。
そんな印象の薄さなのでしょうか、このスキー場も閉鎖の憂き目を見てしまう。

ただ、一度、”M's resort Ashibetsu”で再開しましたが、復活できなかったな。
やはり、コロナ禍で北海道へ出向くスキー客が減ったのが、響いたのだろうか。

それでも、スキー場設備がまだ残されており、いつの日にか再開を夢見ようか。
でも、お隣の町の赤平スキー場も閉鎖されてしまったし、難しいかもしれない。

というわけで、観音様は、”北海道八十八ヶ所霊場の第7札所”なのだそうです。
お寺参りをしながら、スキーを滑走すると言うアイデアも物珍しいのですが、他方、閉鎖ゲレンデが増えていく傾向に歯止めがかからないのは、スキーヤーとして何とも寂しい限りで、この連鎖が続かないで欲しいと願うばかりなのでした。



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへにほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへにほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



0 件のコメント:

コメントを投稿