今年は残暑が厳しくうんざりですが、そんな中でもべランダは賑わっています。
なぜかというと、低木のヘンルー鉢に、アゲハ蝶の幼虫が棲みついたからなの。
孵化した幼虫を数えると九匹にもなって、エサの葉が間に合うだろうか心配だ。
実際、ニ三本の幹は全くなくなってしまいましたが、低い方にはまだあります。
なので、葉を食べつくした挙句、蛹になるためどこかへ脱走していくのだろう。
思い返すに、今年は春先に三匹が羽化しましたが、卵を産み来てくれなかった。
それに、春夏の季節を通して、アゲハ蝶の飛来する姿をあまり見かけなかった。
だから、もう卵を産みに来てくれないかもしれないと、不安になったほどです。
結局、近所で自生しているヘンルーに住み着いた二匹の幼虫を移住させました。
まあ誘拐に近いのですが、この二匹は無事に羽化できたらしく近くで見かけた。
マンションの中庭にヒラヒラ飛んでいたと、上さんが言っていたのでそうかな。
この蝶が卵を産み付けに来たのかもしれないのですが、姿は確認していません。
実際、ベランダには日陰を作るので、百均のシェードを張り巡らしております。
陽光が差し込んでくる前に施してしまうから、飛んでくることすら分からない。
逆に安心して生んでくれたということで、今年も成長する姿を観察できました。
既に一匹が脱走して行方知れずになり、残る三匹はべランダで蛹になっていた。
そのうち一匹は、ヘンルーの枝で蛹になっていたので、脱走をあきらめたのか。
去年は、毎日観察していたので、人気を嫌って脱走していたのかもしれないな。
それで、この蛹が越冬するのか、今年中に羽化するかで上さんと議論しました。
いろいろと調べてくれて、越冬する条件は日の出から日の入りまでの時間とか。
13時間半を下回ると越冬するらしく、気温にはあまり関係がないといいます。
横浜は、8月26日から下回るのですが、少し手前で蛹になったからどうかな。
このまま越冬してくれるのであれば見守る気ですが、残りの蛹は越冬でしょう。
幼虫が最終齢になったばかりで、蛹になるまで一週間以上はかかると思います。
というわけで、アゲハ蝶は、ゴーヤの黄色い花に誘われて飛来したのだろうか。
実は、ヘンルーも黄色い花が咲くし、今年はゴーヤの苗を増やして栽培したから、黄色い花がベランダに咲き乱れた雰囲気もあってか、その色に誘われて卵を産みに来てくれたのかもしれないなと、思うのでした。
後日談:ちゃんと羽化して旅立っていきました、めでたし。
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