右から二人目、ソ連ブレジネフ書記長 |
かつて、ロシアの前進となった共産主義国家として、ソビエトが存在しました。
三十年ほど前、東ドイツでベルリンの壁が崩壊してから、国が瓦解したのです。
史実では東欧の同盟国が崩壊しただけですが、ソ連自体が滅んだわけではない。
ですが、インパクトが大きすぎて、連邦共和国の統治形態は雲散霧消しました。
それから、民主主義もどきでロシアというやり直し国家の国は、続いているな。
今では、民間の交流も深く、東西対立の合った冷戦時に比べて、段違いなんだ。
あの頃、武力は用いなくとも、激しく対立する国際的な緊張状態が続きました。
そんな状態では、相手国へ国情を対外的に積極的に公開することがありません。
なので、国家運営がどうなっているか、信頼できる情報すら少なかったのです。
政治のトップは誰か、権力の序列があるのか、そんなこともはっきりしません。
まるで鉄のカーテンに守れたかのような国家でしたが、分析する人は苦労する。
そんな時、かの広場の軍事パレードを謁見した共産党指導者たちの並び順です。
冒頭の写真のように、公式にされない党内の序列を判断する材料になりました。
今となっては、実におバカな話ですが、全体主義の国家が教条的なのがお笑い。
そんな権力闘争を真面目に分析した方法論を、クレムリノロジ―と称しました。
加えて、報道写真においても、権力闘争の結果、写真の人物がいなくなったり。
スターリンの隣に立っていた、トロッキーが消えた写真は有名だったりします。
それで、ここまで引っ張ったのは、岸田内閣の閣議写真をみて思いついた点だ。
隣に高市大臣の座る写真が多く使われていて、これはナンバー2の序列なのか。
アンケートを取ると、総理候補に上がる河野太郎もいますが、どこにいるのか。
というわけで、そんな風に思うと、次の総理は高市早苗さんではないかと邪推。
まあ、次の総理は誰みたいなアンケートでは、派閥解散をせざるを得なかった用済みの石破が一位になったり、レジ袋を有料にして環境大臣という末節を任じた小泉進次郎が本命とされるなど、まるで国家を毀損するような輩が推されるなど、メディアも国民をたぶらかして騙そうかという姑息な奸計があほらしくて、愚かで笑ってしまうほどなのでした。
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