健康目的でお酒を飲むのを止めてから、かれこれ十年が経過してしまいました。
どうも親の遺伝を継いだらしく、健康診断の検査では高い尿酸値が出てしまう。
挙句は、旅行中に右足親指の発作で激痛が走って、原因を知らずに堪えました。
何のことはない、ロキソニンの鎮痛剤を飲めだけですが、それすらも知らない。
帰宅してから飲み始めましたが、傷みがかなり続いて完治に時間を要しました。
なので、こんな発作が起きるのは二度と御免だと言うことで、断酒したのです。
ただ、全く酒を飲まないわけでもなく、年末年足にちょっとお酒を飲むだけだ。
これまで、かなり酒を飲んできましたので、十分すぎるから控えたと言うこと。
勤め先の宴会に参加しても、口開けのビールで乾杯の一杯は付き合いましたな。
後は、酒を飲まずにノンアルのビールとかソフトドリンクだけをちびりちびり。
それでも、最近は健康志向の皆さんが増えて来たので意外と許されたりします。
そんな自分なりにお酒のたしなみが続いてきましたが、何と世間もそうらしい。
つまり、お酒が飲めるのに、あえて飲まないライトなお酒との向き合い方とか。
これを”ソバーキュリアス”というそうですが、横文字だけは良く分かりにくい。
要するに、”sober(しらふの)”と”curious(好奇心の強い)”の組み合わせね。
好奇心という言葉で分かりますが、決して否定的なとらえ方でもないようだな。
つまり、お酒を飲まない、しらふでいるのをポジティブに捉えているのかなあ。
この点では、断酒・禁酒との違いといえて、たまにはお酒も飲みますぐらいだ。
それで、安い酒を浴びるほど飲むより、おいしいお酒を少しでも飲めたらいい。
楽しめたらいいと言う、お上品なお酒の付き合い方に変化しているのでしょう。
というわけで、ソバーキュリアスの効果やメリットを説教されても無粋だろう。
日々の生活にしても、自分なりに楽しめることは、それ以外にもたくさんあるはずで、自分が十年近くも続けていやいやだったということもないので、自然体で酒を飲まなくなるようなライフスタイルづくりこそ、とても重要ではないかと思うのでした。
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