2024年6月6日木曜日

過湿だと発病しやすくて、密植を避けて、風通し日当たり良好の環境で育てるべきなんだ ー うどん粉病発生(ガーデニング)

        
毎年、ベランダで育成中の植物に水やりをしていて、気が付くことがあります。
それは、葉の表面に白いポツポツが浮き出て来る鉢が、観察されることなんだ。

その内に、葉前面に広がってくると、その鉢自体の株が弱弱しくなって来ます。
これは病気ではないかと思って、ネットでググってみると”うどんこ病”みたい。

この病は、菌種が12の系統に分類され、その種類で寄生する植物が異なります。
今回、斑点が出たのは、ツリガネニンジンですが、夏場に発生しやすいとある。

まだ、それほど数も多くないので、これ以上の蔓延を食い止める薬剤が必要だ。
以前は、酢の希釈液をスプレーで吹きかけたりしましたが、要は酸性の液剤ね。

そこで、思いついたのは、植物活力剤の”リキダス”の原液の匂いでピンときた。
だって、毎回、千倍の希釈液を作る時、キャップを開けて臭いを嗅ぐと強烈だ。

思い出したのは、中学生の頃に、写真部に所属していたクラブ活動の作業です。
当時、白黒写真のフィルム現像をよくしていましたが、使用する定着液が臭い。

アルカリ性の現像液を中和するのに使いましたが、覚えている臭いと瓜二つだ。
つまり、リキダスの原液は、酸性で帰社しなければ、植物には有害なのだろう。

でも、成分のフルボ酸は、pH2.5~4.0程度の酸性物質らしく、そりゃ酢酸並み。
ツンと来る臭いがしても仕方がないとは思うのですが、うどん粉病に効くのか。

ネットでは、二百倍に希釈してスプレーで病害の葉に吹きかけるとありました。
確かに、この程度の希釈では酸性の成分も濃いので、病気には有効なのだろう。

というわけで、早速、500mlのペットボトルで作成して、スプレーしておいた。
本当に効果が現われるのか、少し時間が掛かるとは思いますが、それよりも着者日光のよく当たる場所へ鉢を移しておけば、紫外線による殺菌効果もあるだろうから、ダブルの殺傷効果で、うどん粉病退治を勧めたいと思った自分なのでした。

おまけ:
殺菌剤の”モレスタン水和剤”があるのを失念していた。両方を使うと有効かな。



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