2024年7月4日木曜日

実は、山芋という特定の品種はなく、”ヤマノイモ科”に属する芋類を総称しているのだそう ー ナガイモ(ガーデニング)

          
もうそろそろ、梅雨入りをする季節になりましたが、暑い夏の到来はすぐです。
我が家も、リビングの窓ガラスを遮光する対策で、グリーンカーテンを検討中。

例年通り、収穫も兼ねてゴーヤを植え付けをするのは定番で、今年は六株です。
樹脂製プランターと鉢のかさましで、用土も増えて、後は油粕肥料で栄養補給。

ただ、ついこの間、やり過ぎで肥料やけを起こしたので慎重にまいておきます。
それで、去年までペットボトルで育てていたヤマノイモが芽を出して来ません。

まあ、種イモがペットボトルから突き出てしまって、自然の力は凄いと感じた。
仕方なく半分を切って植え直したのですが、これが良くなかったのかダメです。

この芋ですが、養分の少ない山の痩せ地に自生しており、自然薯とも言います。
この芋イモは、葉が小さくて蔓の広がりも狭く、グリーンカーテンには不向き。

葉が茂って光を遮るというより、ツタが伸びてそこに葉がパラパラつくだけだ。
緑のカーテンでよく使われる朝顔やゴーヤなどとは遮光の効果がまったく違う。

まあ、数年前から育てて来ましたが、もう栽培は終了と思って来た矢先のこと。
ただ、種芋の入ったペットボトル鉢が残っているので、代わりのムカゴを投入。

ヤマノイモと思っていましたが、何か葉の趣が違うツルがグングン伸び出した。
その成長力もたくましく葉も大きいので、これはグリーンカーテン向きですな。

観察中ですが、これは近所で生えている野良の長芋ではないかと推測したのだ。
ネットで探してみると、ヤマノイモとナガイモを混同している記述すらあるな。

ただ、自分の栽培経験から言うと、長芋の葉っぱは特徴的で大きいから分かる。
他には、山芋の変型判、いちょう芋とか、ダイショと呼ばれる芋まであります。

これは、熱帯系のヤムイモの仲間で、以前消化したことのある宇宙イモと同じ。
こちらも、大きな葉を付けるからグリーンカーテンに向いている栽培植物です。

ですが、栽培中にどんどん収穫できるゴーヤなら、食べられる楽しみがあるの。
一方、芋の仲間は葉茎が枯れた後に掘り起こして収穫するので楽しみは後回し。

というわけで、グリーンカーテンなら栽培のしやすさ、収穫量でゴーヤの勝ち。
もちろん、毎年、同じ植物でグリーンカーテンを作り続けるのなら、連作障害を起こさないように、秋口になると用土再生を行うのは必須なのですが、それもまた楽しからずやと、リタイアオジサンには時間つぶしができて楽しいことだとも思うのでした。



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2024年7月2日火曜日

近所の地区センターで部屋を借りて練習しているオケ団員さんがいますが、段々、上達してきているんだ ー オケ老人(映画)

             
毎月ゾロ目の日がやってきますが、六月六日は”楽器の日”だそうで初耳でした。
“芸事や習い事は六歳の六月六日日から始めると上達する”、昔からの習わしね。

それで、666は、エンジェルナンバーとも言われて、断捨離のメッセージだ。
物質的なことに囚われすぎているので、天使たちが心配している意味らしいよ。

まあ、そんな日もあると思いつつ、この間、”オケ老人”という映画を観ました。
芸事なんだし、ちょろっと関連性はありますが、このコメディタッチが面白い。

女優の杏が主演していますが、少しボケがかった老人役の配役が絶妙なんだな。
笹野高志、小松正彦、左とん平、など脇役ががっちり固めて、高い仕上がり感。

アマオケ出身の新任の数学教師が、勘違いで老人ばかりの弱小オケに入団する。
こんなドタバタ劇に、ありえへん下手くそ演奏も加わって、ストーリーは展開。

筋書きは月並みでも、コメディ映画は、楽しむもので王道の筋書きが無難です。
ギターとか楽器を触った人なら、演奏する楽しみに触れつつ楽しんで観ました。

しかも、主演した杏さんは、半年間、みっちりバイオリンを練習したそうです。
実際に映画で弾いていますが、あの程度の音まで出せたらもっと行けそうだな。

日本では、こうした楽器にちなんだ映画、ドラマ、アニメ等が良く作られます。
ついこの間も、TBSのテレビ日曜劇場”さよならマエストロ”が放送されました。

アニメでは、NHKの”青のオーケストラ”、”響け!ユーフォニアム”も人気です。
日本人は、こうした芸事をたしなむというのが、非常に好まれる民族なのかな。

大人になっても凝り性の多い人はいまして、映画”Shall we ダンス?”もそうだ。
きっかけは、しがない中年男性が社交ダンスを始めてからの顛末の映画でした。

それで、”オケ老人”映画に戻りますが、言葉の悪い”ボケ老人”をもじったはず。
原作者は荒木源で、”ヘビメタ中年”、”独裁者ですが、なにか?”の小説もある。

要するに、社会世相、風潮をカリカチュア(戯画化)したパロディ小説なんだ。
ググると、なるほどなと思いつつも読みたいとは思わず、映画なら見てみたい。

そんな小説らしいのだが、こういった傾向は、先駆者がいて小林信彦あたりか。
”オヨヨ大統領”とか、”唐獅子株式会社”シリーズのライトタッチな小説が秀逸。

ここをクリック21分10秒あたりから必聴
              
というわけで、どこにも先達者はいまして、下手クソ演奏の録音も存在します。
ポーツマスシンフォニアという管弦楽団が、”ツァラトゥストラはこう語った”を習いたての管楽器楽器奏者が演奏すると、象が吠えまくると言うパロディ演奏をリリースしており、オケ老人の劇中の演奏も、最初はこうであったのに、終盤では見事なアマチュアオケの演奏に様変わりしているのに感動を受けた自分なのでした。



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