2024年10月14日月曜日

アース製薬の研究所では、年末に殺虫剤の犠牲になった虫供養を行いますが、あまり重要でもない害虫もいる ー クロウリハムシ(昆虫観察)

             
今年は暑かったせいでしょうか、桔梗の花が十月を迎えてもまだ咲いています。
開花の長い植物らしく、季節的に梅雨から秋口にわたって、十分に楽しめます。

ポツリポツリと咲いてきますが、球状のつぼみが目立ちだすので分かりやすい。
白い花も咲いたし、今現在は青いのが殆どですが、初めての栽培にしては成功。

もっとも、日本の気候によく馴染み、初心者でも育てやすい花なのだそうです。
長めのプランターの半分に種蒔きをして育てていますが、他の半分はナガイモ。

こちらは、面白半分にむかごを植えたまでのことで、本命はやはり桔梗でした。
もう少し寒くなって、花の咲くのが終わりそうなら、植え替えでもしてみよう。

調べたら、植え替えは三月と十月頃が適当なのだそうでプランターは狭そうだ。
しかも、根が良く張るとありますので、今度は深い鉢にしようかと思いました。

      
それで、花を観察すると、黒っぽいテントウムシのような昆虫を見つけました。
これってウリハムシの仲間でないかと思って、ネットで検索するとぴったんこ。

クロウリハムシらしく、植物の葉を食い荒らす害虫でも、重要ではないようだ。
被害が大きくないので、園芸家の方は見つけると手で払ったりして落とす程度。

漢字で書きますと”瓜葉虫”になって、ウリ科の植物が好物な昆虫とわかります。
自分もベランダでウリ科のゴーヤを育てていますので、たかってきたのかなあ。

ただ、仲間のウリハムシが完璧な害虫扱いなのに、こちらは放置レベルと惨め。
繁殖力も強くなさそうで適当にあしらいますが、花弁を食べると花が台無しだ。

なので、指パッチンで遠くまで飛ばしてしまって、お茶を濁すくらいでしょう。
というわけで、思いの外、桔梗がよく咲いてくれたので、今年は楽しめました。

さて、これからはゴーヤ栽培も終えてプランター鉢の用土を再生したりと、来年に向けたガーデニングの準備で忙しくなるのですが、まだ栽培中の長芋には、ちゃんと食べられるほどのむかごも蔓に付いていたりするので、植物栽培でいろいろな体験が楽しめて面白いと思うのでした。



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