2020年6月13日土曜日

抗ウイルス薬のアビガンは、コロナの流行り病を完治させる特効薬ではないかもしれないが、ウイルスの増殖を防ぐ効果はあると信じる理由 - アビガン(ファビピラビル)

くら寿司で甘海老の前にアマビエ降臨

もう十年以上も前の話になりました。
C型肝炎を治療しましたが、レベトール+インターフェロンの薬を併用しました。

完治するまでには、ウイルスタイプがII型だったので半年をかけたと思います。
一方、難治性のI型では、一年を所要する厄介な病気だったということです。

当時、治療専門医をネットで探し出して、診察を頼みに紹介状を持参したんだ。
先生は、どうやって探したのか驚いていましたが、とにかく治療は始まります。

確か、錠剤のレベトールは抗ウイルス効果はあっても、それだけでは直せない。
なので、インターフェロンの注射と併用して、治療する説明だったと思います。

この時、抗ウイルス効果という言葉を知りましたが、アビガンもそうでしょう。
まあ、単独で治療できるのかは別にして、ウイルスを減らす効果はあるはずだ。

コロナの流行り病にしても、体内に侵入したウイルスが悪さをするということ。
もし、ウイルスの増殖を抑え込めれば、患者が自己免疫で症状を克服するんだ。

アビガン(左)・レムデシビル(右)

だから、この薬だけで完治するのがかなり無理なら、薬の併用も考えられます。
つまり、効かないと駄目出しする前に、どのような投与がよいのか探るべきだ。

実は、レベトールという薬は、当初、インフルエンザ薬として開発されました。
成分名はリバビリンといい、副作用があったのか、実用化に至りませんでした。

このため、お蔵入りの薬になっていて、改めてC型肝炎で脚光を浴びたのです。
本来の目的と違う効能が認められ、単独の効果が見込めず併用の形態をとった。

自分が治療した経験を踏まえると、アビガン単独は完治が難しいかもしれない。
だって、リバビリンもアビガンも、インフルエンザの治療薬で開発されたから。

その後、C型肝炎の特効薬として、ハーボニーという薬が保険承認されました。
開発したのはギリアド・サイエンシズ社ですが、レムデシビルの開発企業です。

つまり、この企業は、抗ウイルス薬を開発する系譜なんだということでしょう。
それを思いますと、この薬にしても単独で完治は難しいような気もして来ます。

ヨゲンノトリ 山梨発の疫病退散マスコット

要は死なずに生還できれば良いのであって、併用でも構わないと思うんだけど。
加えて、C型肝炎で驚いたのは、治療二か月目に体内に残ったウイルス量です。

血液検査の結果でゼロだったと言われても、半年間は継続で治療を続けました。
要するに、体内に少しでもウイルスが残っていれば、再度増殖する見込みです。

なので、コロナウイルスも一二ヶ月程度で退院したからと言って安全ではない。
再度、ウイルスが体内で増殖して、陽性が出るのは当たり前だろうと思います。

まあ、今のところ特効薬もなく、完治するのには時間がかかるかもしれないな。
C型肝炎にしても、ハーボ二―特効薬が出るまで、三十年近くかかったからね。

私の場合ですが、レベトール+インターフェロンの登場まで治療を待ちました。
でも、治癒率がI型で50%、II型で80%だから治らずに亡くなる人もいた分け。

ということで、ウイルスは物によっては非常に怖い、未知の存在だと言うこと。
今のところ、致死率は5%程度とさほど高くないので、感染しないように三密を避けていれば大丈夫かと思いますが、もし罹患したら特効薬やワクチンがなくても、効果的な薬剤の併用が見つかっていて欲しい自分がいるのでした。



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