今、朝の四時半なのですが、昨晩早くから寝入ってしまったので目覚めも早い。
起きてしまうと、今日はまた酷暑の首都圏に舞い戻るかと思うとうんざりです。
北海道は滞在中、雨模様の日ばかりで、ようやく昨日の午後はれ上がったんだ。
少し湿気も多くて、梅雨みたいな天候でしたが、これがまさに蝦夷梅雨だろう。
本来、梅雨は北海道にはないのですが、それでも梅雨の天気の影響を受けます。
なので、六月末の北海道滞在はこんなものだろうと思って、歩き回りました。
宿泊したホテルは、すすきの界隈で、驚いたのはコンビニとホテルの多さだよ。
札幌の町は、何条何丁目の四角いマス目のように道路が走っていて歩きやすい。
面白いから、朝早く目覚めると不夜城のすすきのの朝の顔も見たくなりました。
だから、昨日はホテル探しにコンビニ探しとうろついてみて、朝の顔を探訪だ。
面白いのは朝帰りなのか、若い兄ちゃんと姉ちゃんが同伴で歩いておりました。
お勤め明けで、ボーイさんが他の店にスカウトされないように付き添うとかね。
お勤め帰り待ちのタクシー行列 |
いや、あるいはソープ嬢なのかもしれんと思うのは、やけに店が多いからです。
そんな妄想をかき立てつつも、背広姿のケバイ兄ちゃんもビルから出てきた。
これは、ホストさんのお勤め帰りだと分かりますが、自転車で帰る人もいた。
ああ、これも日常生活の繰り返しなのだなと、すすきのの日々を実感した。
一方、コンビニは百メーターおきに、ローソンがわんさか営業中なのが驚き。
たまにファミマとセコマ、つまりセイコーマートを見かける程度でしたな。
セブンイレブンは、外れた場所にポツンとある程度なので、ローソンが圧勝。
驚きのコンビニ勢力図で、今住んでいる横浜だと、セブンとローソンが拮抗。
そんな違いに面白さを感じつつ、郊外はやっぱセコマの天下なんだけれどね。
もう一つ、面白かったのは、周辺の一角に愚象庵という表札のかかった屋敷。
一等地に取り囲む石塀も高く、様子はうかがえないものの門構えが立派です。
上さんに話したら料亭じゃないのと即答されましたが、お勝手口もないなあ。
それに、屋敷内には大きな石造りの蔵が立っていて、料亭には不釣り合いだ。
自分的な北海道旅行のなぞにしておきますが、もう帰宅しなくてはいけない。
というわけで、午前中の便で飛び立って、夕刻には自宅へ帰還いたします。
今回は、墓参りがメインなのに加えて、第二次世界大戦で北海道をあのソ連の侵攻から防ぎとめた業績をたたえた樋口季一郎記念館も訪ねることができたので、ロシアがウクライナへ軍事侵攻を仕掛けた現状が瓜二つで、まさにタイムリーだった点では、よい帰省になったと思うのでした。
追記:”愚象庵”は個人の邸宅で、現当主は遠藤興産社長の遠藤隆三氏でした。
札幌市・すすきの にある国の登録有形文化財になっています。
紹介記事はこちらから、クリックしてね。
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