2023年1月1日日曜日

今年は、広島県のスキー場が早々とオープンできたのも、この寒気団のおかげなんだな ー 日本海寒帯気団収束帯(そのほか)

   
ご存じの通り、季節の移り変わりには、気象予報で長期予報が出されています。
それで、今年の冬は、平年に比べるとやや暖かい冬の予報が出されていました。

ただ、個人の体感ですが、今年はそんなに暖かい感じがしなくて不思議でした。
最近は暖冬傾向が定着して、師走になっても北国から雪の便りも聞かれません。

まして、関東に住むと、乾燥して晴れの日が多い天気なので、少し寒いだけだ。
じとじとする梅雨の時期に比べても、気分的にはるかに過ごしやすい季節です。

一方、ガーデニングは、冬に咲くオキザリス程度で、用土作りの準備ぐらいか。
そんな年末に向かう師走ですが、今年は、長期予報が外れてかなり寒くなった。

新潟の長岡では、最強寒気の威力で丸一日で一気に約1メートルの降雪なんだ。
こうなると、上越のスキー場は大歓迎と思ったら、越後湯沢では降雪が少ない。

確かに、週間天気予報を見ていると、西日本の島根県松江で大雪マークが出る。
それから、福井、石川へと、大雪マークが続いているようで、乾季は西側から。

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)
    
要するに、寒気団が偏西風に乗って中国大陸から流れ出したような感じがする。
一方、寒気団なら枕詞はシベリアなのですが、これは北東から吹き降ろす感じ。

実際、日本海を渡ってくるときに湿った水蒸気を吸い込んで、それが雪雲だな。
ところで、今回の寒気は、南シナ海、東シナ海の湿った空気を吸い込んだのか。

この西からの流れでは、北アルプス等山岳地帯に遮られて、上越には届かない。
ちょうど、北東方向から寒気が流れ込めば、どん詰まりの地形が越後湯沢です。

だから、降雪が多いのですが、今回の雪雲は西から到来したという感じでした。
しかも、新潟県では降雪量の多い地域が一線上で、まるで線状降水他のようだ。

ならば、線状降雪帯と思って調べると、正しくは日本海寒帯気団収束帯でした。
それでも降水帯に対比すると分かりやすいので、降雪帯の言葉も使うようです。

もっとも、寒気団は、ヒマラヤ山脈に遮られてから偏西風に乗ってくるらしい。
そうなると、中国大陸のやや南西部から流れ込んだとしても、不思議はないな。

中国経済がイケイケドンドンだった頃、経済活動の排熱もあったかもしれない。
というわけで、大陸で温められて寒気団も緩和されていたのではないかと思う。

現在の中国経済は、不動産バブル崩壊、ゼロコロナ経済封鎖のあおりで、経済活動がズタボロになり不況になっていますので、寒気団をラッキーとばかりスルーして、日本を直撃しているのでは思ってしまった次第なのでした。



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