2023年4月3日月曜日

連発する異常気象で、”過ぎたるはなお及ばざるがごとし”の例えを、中国人は知らないのだろうか ー 菜種梅雨(気象予測)

    
今年の東京の桜は、平年よりも十日も早いて三月十四日に開花して驚きました。
まあ、気象学には”600度の法則”というのがあって、これがぴったりと的中です。

これは、二月以降の毎日の最高気温を積算して、合計値を超える日で占います。
今年も、二月末からテレビで天気予報を見ていると、良く解説されていました。

ところが咲いたのは良いのですが、天候が不順で雨模様の日が長く続いている。
この梅雨模様を、菜の花の咲く時期に合わせて”菜種梅雨”と言うのだそうです。

秋雨前線も梅雨の天気に似てますが、花の名前を関した”さざんか梅雨”もある。
こうして、本番の梅雨よりは短くとも、雨模様の日が多い時期が合計で年三回。

天気図を見ると、日本列島の南側、太平洋岸には長い前線が横たわるのが特徴。
そして、今年は、その前線が中国大陸南部まで伸びて連続するのが異様でした。

そんな時、ユーチューブ動画の”妙佛 DEEP MAX”チャンネルが気になりました。
それは、” 異常気象は人災!”というタイトルで、行政による無秩序な人工降雨。

どうも、各省がバラバラに、降雨量を増やして農作物増産を図ろうとしました。
その結果、隣接する省の計画を気にすることもなく、せっせと無秩序に実施だ。

互いに連絡調整することもなくて、同時に一気に雨を降らせようとする無謀さ。
この結果、大量に雨が降りすぎて洪水災害が発生する一方で、干ばつも起きる。

   
要するに人口降雨の技術は、トータルで降水量を変えることはできないのです。
だから、ある地域に人工的に雨を降らせれば、周辺地域では降水量が減るんだ。

確かに、長江流域の中国最大の淡水湖、鄱陽湖は過去に例のない渇水状態です。
そんな問題すら無視して人工降雨の合戦を続ける挙句、とばっちりは日本まで。

だって、人工降雨の”ヨウ化銀”という粒子は、偏西風に乗って海上まで広がる。
こうして、長雨をもたらす前線が強くなって、”菜種梅雨”が長引いたのだろう。

というわけで、人工降雨で季節外れの大雪が降ったり、こぶし大の雹まで降る。
しかも、ヨウ化銀から発生する有毒な銀イオンが生態系を汚染し、人体を脅かす懸念があるのに、中国政府は「使用される量はわずかであり、人体に害はない」とうそぶいていますが、特定の地域で繰り返しこの技術が応用されれば、大陸の環境破壊はさらに悪化すると思わざるを得ないのでした。



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