毎年の恒例ですが、秋の季節になると、蓮華草の種子をプランターに播きます。
越年草として人々によく親しまれていて、翌春に咲くピンクの花がきれいだな。
蜂が好んで蜜を取る植物として有名ですが、我が家にもマルハナバチが来ます。
花が咲き始めると、ずんぐりむっくりした体つきの蜂ですが、よく見かけるな。
この蜂は性質が大人しくて、ビニールハウス内で受粉作業をさせる益虫なんだ。
なので、ありがたい昆虫ですが、我が家のベランダにも飛来してくれるのです。
それで、昨年の種まきでは発芽が少なくて、開花した株も少なめに終りました。
かなり種をまいたつもりでも、プランターの脇に固まって発芽したりしたのよ。
このため、プランターの中央部には、発芽しないエリアができたりして不思議。
この現象が、昨年は特に激しくて、その結果、採取した種子も少なめに終った。
その代わり、一昨年の種子が大目に採取できたので、残った種子をまきました。
かなりラッキーでしたが、今年の種子は来年の種まきに、回そうかと思います。
まあ、本当のことを言うと、今年の種子は粒が大きくて発芽しやすそうな感じ。
ですが、一昨年の種子を使い切ることをまず考えて、問題は発芽率の低さです。
ネットで検索してみると、発芽しなかったと言う人までいて、バラついている。
種苗会社では、販売する種子の発芽率を80%と表記するケースがほとんどだな。
でも、実際にはそれよりも低くて、半分以下だったと言う人もかなりいるんだ。
これには、理由がありまして、下処理をしてから種蒔きする必要があるらしい。
種子の表皮を多少でも傷つければ発芽しやすくなるようで、その説明を発見だ。
紙袋に種子と砂を混ぜて、もみ込んでみるとか或いはシャカシャカ振ってみる。
こうして、表皮をこすったり傷つけたりするようですが、自分は未経験でした。
単純に種子をまいてきただけなので、今回は種の入った袋をシャカシャカする。
フライドポテトにシーズニングをまぶすように、シャカシャカと思い切りだよ。
種子だけでも互いにぶつかれば、多少なりとも傷ついてくれるのではないかな。
他にも、ぬるめの水に一晩漬けると言う手法もあるようで、ならばメデネール。
常温のメデネールの希釈液に一晩、漬け込んでおけば、発芽率も高まるだろう。
というわけで、色々と試行錯誤しながら、蓮華草の種まきを試してみる気です。
昨年までは、漠然と種蒔きをしつつ、発芽が少ないと種蒔きを追加するようなやり方だったのですが、今年は採取出来た種子が少なくて、一昨年の古い種子を使って発芽率を高める工夫が求められて、あれこれ思案するに至ったということなのでした。
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