上さんが、洗濯物を干すハンガーは先端部が折れて。使えないのだと苦情です。
何でも、構造上、樹脂製のハンガーは、応力が加わると折れやすくデザインだ。
まあ、端の部分はズボンやスカートを引っかけたり吊るしたりできる構造です。
このため、樹脂板一枚の構造と弱くて、この個所に無理に力の加わりやすいな。
だから、折れてしまうと思いますが、折れても洗濯物を干せなくはないのです。
ただ、下着など薄い繊維を干すと、ハンガーから外すのに引っ掛かりやすいな。
多分、折れた個所は突起やバリが残っているので、それが原因だと思うのです。
なので、新しいのを百均で買って来ると言い始めましたが、ちょっと待てだよ。
天邪鬼根性がむらむらと湧いてきて、修理すれば使えるではないかと宣言です。
上さんからは、だったら試しに直してみてよと言われて、早速、チャレンジだ。
まあ、家にある道具は、百均で入手した道具と材料ばかりだが、何とかするわ。
先ず、PP板を薄く切り、PP樹脂接着剤を塗布して、欠けた個所を囲んで接着。
百禁で売っている接着剤は、多用途でPP樹脂でも貼り付けられるタイプがある。
曲げやすいPP板だから接着も簡単で、後は剥がれないように糸で結わえて補強。
接着したら糸を切って外し、最後に接着した個所をホットメルトで補強したの。
まあ、使えそうな感じに仕上がりましたが、ホットメルトだけでもよさそうだ。
なので、その後は、接着と補強を、全てホットメルトのペレットで行いました。
この出来上がりを神さんに見せると、まだ二三十はあるからよろしくと依頼だ。
自分も、リタイアで時間を持て余している暇なジジイですから軽く安請け合い。
どうなるか分からないが、修理して使えるものは使うという、エコ人生を堪能。
というわけで、ホットメルトでPP板を接着できると分かって自分なりの発見だ。
これならば、色々な樹脂製品の修理とか加工とかに使えそうなので、やれることが増えそうで、リタイアおじさんの暇もてあまし人生に、彩を加えてくれそうだと思ったのでした。


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