画像クリックでパンフ閲覧 |
鉢伏山(標高1,221m)の頂上を南北に挟んで位置する、二つのゲレンデです。
北側に位地するのが”ハチ北高原”で、南側が”ハチ高原”というスキー場なんだ。
この二つのゲレンデは、関西圏では古くから開発されたこともあって有名です。
まあ、東日本で言うのなら、白馬とか志賀高原みたいな雰囲気のノリなんだな。
実際に行ってみて分かりましたが、開発の歴史が古い感じで雑然としています。
先ず、ハチ北は駐車場がおおまかに南北で地区に分かれますが、分かりにくい。
地名は同じでも道路が冬季閉鎖になるので、往来もできずアクセスが全く違う。
借りたレンタカーを走りながら、先ずスキー場入り口の立派なゲートを通貨だ。
これが、最初に開発されたと思われる南側の入口らしく、登れば道が細くなる。
しまいには、旅館街の急な坂道になって、とある旅館の駐車場で袋小路でした。
ただ、そこから上部のゲレンデに上がる連絡リフトがあったので駐車しました。
問題は、一緒に来てくれた上さんで、自分の滑っている間は待ってくれるんだ。
なので、スキーセンターの食堂等で本でも読みながら、時間を潰してくれます。
ところが、ここは、旅館やレンタル店の寄せ集めに過ぎず、何にもありません。
うーん、困ったと思ったけれど、途中に日帰り温泉の施設を見つけていました。
なので、そこで時間を潰してもらうことにして、帰ってきたら上さんは激怒だ。
何でも、朝十時にならないと開かなかったらしく、中は何も無かったそうです。
掃除をするおばさんが見かねて、早めに開けて中に入れてくれたのが救いだな。
なので、自動車の中でさんざん文句を言われましたが、ハチ北は施設が不十分。
ゲレンデ運営全体で、スキーセンターのような施設がないのは、貧弱すぎます。
なので、自分的にゲレンデは面白かったけれど、旧時代の残滓を引きずり過ぎ。
設備の古い旅館が立ち並び、しかも休業中の店ばかりと寂れた印象は拭えない。
そんな悪態を付きたいのですが、帰宅してから分かったのは北側の駐車場の事。
最初のゲート入口よりかなり北側から入るようですが、残念なことをしました。
滑りながら発見したのですが、かなり滑り降りてこないと見つけられなかった。
まあ、広い駐車場もあったし、休憩できそうな食堂も立ち並んでいたのですよ。
まあ、それほどゲレンデが広大だったのだが、少し悔やまれるスキー行でした。
同じく、蔵王のスキー場でも早く到着しないと駐車場が見つからず苦労します。
ただ、分かったのは、日帰りスキーバスは、この南側の旅館街に到着する感じ。
北側の駐車場まで走らせると時間も燃料代もかかるから、行かないのでしょう。
というわけで、集落を抜ける生活道路から駐車場へ着くので生活感を感じたな。
これが、雪深い東日本のスキー場ですと、もう少し整備されて拡幅した道路を運転しながら、ゲレンデ駐車場までたどり着くという一般イメージが定着しているのですが、この近畿圏のスキー場は雪が降っても路面はすぐ溶けてしまうのかもしれず、だからこそ、それほど道路の拡幅に注力しなかったと思われて、道も狭くてそれに沿って集落が軒を張り出して肩を寄せ合っている風景は、まことに田舎臭いなと思ってしまったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿