日本にはここにしかないと言われていたのですが、石打丸山でもサービス開始。
それが6人乗り高速リフトで、ここでは”おーひらエクスプレス”と呼ばれます。
このリフトに一本乗るだけで、長距離ダウンヒルが楽しめて繰り返しの滑走だ。
ただ、石打丸山は、ゴンドラキャビンとチェアの混用なので目新しさの一押し。
設備面でやや古臭さは否めなくなりましたが、欧米ではこの六人型が主流です。
まあ、メリットは搬器の間隔を長くできるので、乗り降りがゆっくりできます。
なので、時間当たりの輸送力は四人掛けに比べても。そう増えるものではない。
だけれども、乗り降りで転ぶ人が出ても、ゴンドラを止めずに誘導できるんだ。
ご存じの通り、着脱式リフトは、搬器が乗場と降場でワイヤーから外れますね。
ワイヤーをつかむグリップを解除したり、締めなおしたりと、メカも複雑です。
だから、運営者も装置に負担をかけないで、頻繁な緊急停止は避けたいところ。
それに、運営者側も、搬器の数を減らせるので維持保守の費用を抑えられます。
ただし、投資コストが掛かるらしくて、日本のスキー場では増えるのかは疑問。
スキー客が最盛期に比べて三分の一にまで減ったとあっては、冒険はできない。
なので、日本では四人乗りの既設クワッド型を更新せずに使い続けるでしょう。
だから、ゴンドラはないけれど高速6人型があるから、西日本有数なのは事実。
シャトルバスで移動しますた |
依然、駐車料金がお高い |
コースも”おおひら”、”かけす”、”国際”と3エリアに分かれていて、多彩です。
この”おおひら”の駐車場がどでかくて、ゲレンデまで無料シャトルバスの乗車。
情報なしで初めて行ったゲレンデでしたが、この駐車場がメインで正解でした。
しかも、この日は新幹線で帰宅する予定だったので、早速に滑走を始められた。
それに、このスキー場では、家族で滑りに来ていたのを見かけたのが懐かしい。
日曜のこともありますが、北海道出身の自分にとっては子供時分を思い出した。
つまり、西日本でも、北国の冬のレジャーのようにスキーは家族で楽しむもの。
それと、スキーなんかもカービングでなくて平板のまま、あれ、お下がりだな。
自分も、そんな用具のお下がりをもらって滑っていたことを、つい思い出した。
結局、西日本にも普段着感覚でスキーを楽しむ地域のあるのが、分かりますた。
というわけで、広島カープのスタジャンを着て滑走する人もいて、地域色豊か。
しかも、冬季は寒さの厳しい地域で、東八幡原(標高774m)で観測された−28.0°C(1977年2月19日)の最低気温があるぐらいですので、積雪も雪質もそれなりに期待して滑走してみたいというのが、この芸北国際スキー場なのでした。
おまけ:画像をクリック、コースレイアウトが分かるよ
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