平成16年3月6日滑走 |
スキー場の駐車場が、24時間オープンと案内されていたので強行軍をしました。
夕方まで滑っていたのが”あららぎ高原スキー場”で、目的地は岐阜の奥美濃だ。
現地は長野県阿智村浪合にあるスキー場ですから、自動車マップを見ると遠い。
当時、乗っていた車にはカーナビもないし、目検討で所要時間を手計算します。
こうして、ざっと4時間くらいで到着しそうな感じがしたので、決行しました。
今では、ネットのグーグルマップから、所要時間が簡単にできて、約3時間半。
ただし、濃飛自動車道をつかうルートなので、当時はまだ開通していませんよ。
なので、ここは多少遠回りをしつつ、国道256号線をメインに走る作戦でした。
それで、この遠回りに余計時間を食うとして、4時間と見立てのは妥当だった。
まあ、夜8時過ぎに到着できれば、翌朝のリフト営業開始まで寝坊できますな。
ルートMAP、クリックで拡大 |
馬籠宿も素通りで、下呂温泉も無視し、郡上八幡を行先表示板で確認しただけ。
こうして、ひたすら走行する内に雪が降りだしますが、路面は未だ積もらない。
スタッドレスタイヤで大丈夫と思っていたけれど、問題は到着地に向かう県道。
156号の国道から折れた瞬間にグングン高度を稼ぐし、坂のあるカーブも連続。
気温も下がって来て、路面が圧雪状態に変わってしまい、渋滞で数珠繋ぎです。
しまいにゃ、ノロノロ運転で進まなくなって、坂のあるカーブで停滞したんだ。
しかも、タイヤがスルスル空転して怖くなりましたが、ハンドル切返しで脱出。
みんな、駐車場が満車になる前に到着したい一心で、車間距離を詰めてきます。
いやはや、雪の坂道を登れそうにない恐怖感を味わったけど、そんな思い出ね。
それで、スキー場の思い出はというと、滑りごたえがはっきりしないゲレンデ。
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というより、スノーマシンの降雪に、天然雪が混ざったバーンの変な雪質です。
表面が最中の皮みたく少し硬くて、それが板の重みで踏み抜くとフカフカする。
なので、滑りにくかった印象が強くて緩斜面も非常に長いし、しかも混み合う。
折角、ゴンドラのある奥美濃ゲレンデまで遠征して来たのに、条件が良くない。
実は、難読地名の”石徹白(いとしろ)”エリアには、別のスキー場もあるんだ。
それは、シャーロットタウンイトシロと言いまして、ずい分と洒落た命名です。
この白鳥高原から車で数分しかかからない場所なんですが、地元の地理に暗い。
何せ、五万分の一の道路地図帳に加えて、ゲレンデガイド本だけの携行なんだ。
この程度だと大きなスキー場に目も行くし、駐車場が24時間営業だったからね。
というわけで、もう少し調べてから奥美濃まで行けばよかったと悔やまれます。
本当は、途中、最寄りの道の駅で取り急ぎ野宿して、ゲレンデを吟味しながら行けばよかったのかもしれず、既に廃止されてしまったゲレンデは、もう二度と滑られないのですから、今になって少し悔やんでいる自分がいるのでした。
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