不織布マスクが原料の椅子 |
厚生労働省が、マスク着用の方針を緩和して、テレビCMが放映されています。
屋外だと、人と近くで会話をするとき以外は、マスクの着用が必要ないんだと。
この他、徒歩や自転車での通勤、静かに人とすれ違う時、散歩やランニングも、
今頃、気づいたのか気温や湿度が高いと、熱中症を防ぐための対応だそうです。
でも、秋になってインフルエンザの季節がやってくると、マスクは必要だろう。
それに、通勤ラッシュ、病院内、ご高齢の方に会うときは、マスクを忘れずに。
そんなPRで、いつも感染対策にご協力いただきありがとうございますだとさ。
ところで、不織布のマスクをゴミとして捨てるので、勿体ないと思ってしまう。
何かリサイクルできないかと思っていたら、素材が石油化学系の材質みたいだ。
このため、マスクをかき集めて摂氏三百度で熱するとドロドロに溶けてしまう。
この溶けた液体を、成形する方に流し込んでイスを作ってみた人さえいるんだ。
合う程度の強度は維持できると思うので、有効活用できるのはと思った次第ね。
まあ、個人的にそこまでできるとは思わないので、試しにマスクを切ってみた。
周囲の圧着した部分を切り取ってみると、マスクは三層構造になっていました。
中の層だけ、やや厚ぼったいですが、この三層が呼吸しやすいフィルターです。
そう思いつつも、似ているものがあると言えば、ティーバッグのフィルターだ。
つまり、水洗いをして茶漉し代わりのフィルターに使うと言うのはどうだろか。
コーヒーフィルターでも使えそうな感じですが、耳掛けゴムで結わえてみたの。
コーヒーフィルターマスクも流行った |
まあ、会社に使用済みのを捨てずに取ってあったので、サボって分解した分け。
最近、職場の給湯室に、自由に飲めるように玉露の茶葉が提供されていました。
これを貰って水洗いの不織布で包んで耳掛けゴムで結わえ、茶碗にお湯を注ぐ。
ちゃんと、お茶の成分がお湯に溶け出して、茶漉しの機能になっているようだ。
というわけで、不織布マスクはフィルターとして、再利用の道が広がりそうだ。
この茶漉しフィルターには、三層構造の外側を使うと薄いので、お茶やコーヒーの成分が溶け出しやすいようにも見えて、他方、真ん中のフィルターは少し厚みがありますので、これは何かほかに使えるのだろうかと思案する自分なのでした。
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