2022年11月8日火曜日

チチだかハハだか知らんが、どっちも似たようなものだろうと思ってしまった紛らわしい雑草 ー チチコグサモドキ(ガーデニング)

    
手に入れた種子をまいてみたのに、それとは異なる植物が成長して驚きました。
撒いたオキナグサは、県下ではほぼ絶滅に近い植物でしたが、芽を出しません。

なので、鉢に水やりをしつつも半ばほったらかしでしたが、何か芽を出したの。
ひょっとしたらと思って、そのままにしていたらロゼッタ上に葉が伸びている。

全く違う種類のようですが、名前が分からないし花が咲けば調べられるだろう。
花の色や、雑草だとか、葉の形状を指定すれば、検索の結果が示してくれそう。

それで、花が咲いても小さすぎて色も分からずに、白い冠毛が付きだしました。
要するに、結実したようで埒が明かないから、この状態で検索に掛けてみよう。

最初は、雑草、ビロードの葉、で検索すると”ビロードもうずいか”が出ました。
ただ、この雑草は背丈が高くなるし、葉の形状が違うので全く別物だと判断だ。

次に、この植物の説明で、ビロードの葉から”ラムズイヤー”も紹介されていた。
この植物はハーブでガーデニングに植えられるようですが、葉の形が少し違う。

ビロードモウズイカ
ラムズイヤー

なので、これも別物と判断し、言葉で検索するのは諦めて、写真に切り替える。
グーグルでは画像検索ができるから、冒頭の撮影写真を張り付けて検索したの。

すると、”ウスベニチチコグサ属”と”ハハコグサ”と表示が出て、葉の形が一致。
ただ、ハハコグサは黄色い花が春先に咲くので、これも違うということだろう。

そうなると、”ウスベニチチコグサ属”ですが、漢字は”薄紅父子草”と書きます。
空き地や道端などに生える雑草で高さは40cm以下、葉はヘラ形とそっくりだ。

裏面に綿毛があって白く見えるとあるが、表面にも綿毛があるので違うようだ。
結局、”チチコグサモドキ”なる雑草に落ち着きまして、種子が飛んできたのか。

というわけで、雑草と言えでも学名が付いているのは、植物学の偉大さなんだ。
似たような植物でも、ハハコグサ属、チチコグサ属と別れているのが面白いのですが、とくにハハコグサは、春の七草のひとつとして含まれていて、若芽を春の七草粥に入れて食べているのは、意外に身近な植物なんだと思ったのでした。



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