定年を迎えて、自宅の不要な身の回り品を、断捨離と称して片づけてきました。
クローゼットを探すと、着用することもないポロのジャンパーが見つかったの。
確か、かなり昔、台湾へ出張した時に、現地法人の社長からプレゼントなんだ。
当時の社長は、日本から出張者には、使えよとばかりに気前よく大盤振る舞い。
ただ、正規品でないコピーのブランド衣料でポロのジャケットをもらいました。
ポロの衣料品は、中国の工場で生産されていますが、B級品なのかもしれない。
要するに出荷検査ではねられたものを、工場の作業者が横流ししたような品質。
すぐにそうだと理解したのは、スナップボタンのかしめが悪くて取れやすいの。
正式には、ジャンパーホックと言ってストロングホックとも呼ばれるようです。
まあ、これは糸と針が不要で、金づちなど打付ける道具が必要なホックなんだ。
つまり、目打ちで穴をあけたかのように、ホックはジャンパー生地を貫通する。
ただ、このホックが粗悪すぎて直せず、幸いなのが表面ボタンは壊れていない。
こうなると、他の種類のスナップホックを考えて、縫い付けタイプに変更です。
要は、縫い付ける生地のスペースさえあれば、ホックを縫い付けてしまうのだ。
こうして、百均のお店にいって探してみると、大型のホックが三個入りで発見。
色もシルバーとアンティークな色合いと二種類があって、使いやすく選べます。
今回は、ベージュのポロジャケットですが、元からアンティークが付いている。
なので、アンティークを選んで、二か所を早速補修しましたが、再生完了だな。
というわけで、ずっと使わずに来たジャンパーも偽ポロであってもブランド品。
だから、年末に着用するのが楽しみで、早く秋が来いよと恋焦がれてしまう一方で、ジッパーが完全に壊れてしまった登山ザックにも応用できるはずだと考えてしまう自分なのでした。
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