もう少しで鎌倉市みたいなところに住んでいるのですが、自然が残っています。
春になると、鶯のホーホケキョのさえずりも楽しめ、シジュウカラはごく普通。
ただ、都市化の波がひとひたと押し寄せてきて、栗の果樹園が伐採されました。
どうも、農家さんが手放して、十棟以上の戸建てが建築・分譲されるようです。
こうして、平坦な土地はあらかた開発されてきていますが、付近は里山の風情。
市民の森も残されていたり、急傾斜の崖や丘は自治体が開発を許さないはずだ。
他には、JR路線が通過するトンネルのある丘陵も、手つかずに残されました。
だから、都会なのかと思うほど緑の濃いエリアですが、植物にしてもそうだな。
雑草でも野菜になりそうな植物が至る所に生えていて、春の季節はノビルです。
これも、実に目立たない愛球根植物で春を過ぎると地上部は、枯れてしまうの。
冬の初め、ニラにそっくりな葉が生えて来て葉の臭いがニラより強い植物です。
野良で繁茂するニラも多くが自生していますが、これらは山菜なのでしょうな。
ノビルも数は少ないのですが、スーパーで球根が売られて滋養強壮の山菜です。
酢味噌につけて食べると乙なのだそうで、自分も一鉢を栽培してるところです。
この植物は、開花で種子をつけますが、咲かないとムカゴのつぼみを付けます。
通常、ムカゴは自然薯や長芋などの山芋類の葉の付け根にできる球状の芽だな。
でも、ノビルは種子の代わりにムカゴが集合したつぼみを作る風変わりな植物。
しかも、つぼみ状態のムカゴから芽をだして若葉が生えだす変わった植物です。
このムカゴですが、小さいのでこれまできれいな写真が撮影できませんでした。
持っていたデジカメのマクロ機能が、ショボくぼやけた画像にしかなりません。
なので、もう一度撮影したくて撮影しましたが、さすがiPhoine15の高機能だ。
補正機能が優れているのか、ばっちり撮れたので、冒頭に紹介しておきました。
というわけで、野良のナガイモも栽培していますが、他にはクレソンも発見だ。
近所の市民の森には、日中だけポンプくみ上げの地下水をせせらぎで流しているのですが、この小川にクレソンらしきものを発見したので、収穫してみようかと思った自分なのでした。
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