リタイアで、思い切り昼寝ができるようになって、生活が不規則になりました。
夜になっても目がさえてしまって、深夜番組なんかもつい視聴してしまいます。
それで、NHKの再放送だと、零時を超えて見逃し番組が放映されるので面白い。
見てしまうと、間もなく深夜の一時になり就寝しますが、翌日は七時起きです。
その繰り返しが続くと朝起きれば睡眠不足になって、また昼寝の繰り返しだな。
あまりよくない生活習慣ですが、それでも番組視聴の方が、勝ってしまうのだ。
それで、最近視たのが”笑わない数学”という番組でしたが、司会者は吉本芸人。
芸名が、”パンサー尾形”で全然場違いな感じもしますが、ミスマッチの最適解。
でも、ウイキを見るとスポーツ推奨であったとしても中央大学卒のエリートね。
だから、意外に役割がはまっているような気もして、つい引き込まれますなあ。
今回のお題は、微分・積分でしたが、自分高校の頃は数IIの授業で習いました。
最近のカリキュラムでは省略されてしまい、理解不能な生徒も増えているとか。
それで、この微分方程式は、無限小というゼロに近い数字で計算するものです。
高校生だった時に、先生からゼロでない数値とみなして思い込めと言われたな。
これが不思議でしたが、連続的な曲線形の可変を集めて計算した結果だからか。
こうして、なんとなくそう思って、無理くり理化した思い出の高校生活でした。
さて、この無限小を思い出したのも、一つのユーチューブ対談番組からでした。
神戸大の木村建次郎教授と堀江貴文が話し合うもので、教授の業績がメインだ。
応用数学上の未解決問題を発見したもので、数式に無限小が使われていました。
それが”波動散乱の逆問題”だったのだそうですが、解決まで十年をかけたとか。
まあ、数式を元に新しいマンモグラフィを開発したらしく、製品応用の実践だ。
木村教授は、産学共同で会社の社長もしており、さすが未来のノーベル賞候補。
たまたま、笑わない数学を視た後でしたので、この定義の応用が琴線に触れた。
この教授の話を聞いていると、攻殻機動隊のアニメが近未来になるような感じ。
彼の編み出した数式を元に技術開発をすれば、人間は脳だけで生存できるのだ。
映画マトリックスのように、バーチャルな社会で暮らしていけるかもしれない。
というわけで、数学の力で見えない世界を透視するアイデアは、計り知れない。
数学の世界でいうと、「ABC予想」が新定理に 京大数理解析研究所の望月新一教授が30年以上未解決だった数学の難問を解いたニュースもありますが、お釣りの計算ぐらいしか縁のない自分にとっては、これが世の中に役に立ってくれるのであれば、ハッピーと思う程度なのでした。
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