2025年5月22日木曜日

管理組が親切で、大規模修繕工事でバルコニーにある栽培中の植物を、別の場所に一時保管できたのさ ー ウマノスズクサ(カーデニング)

             
住んでいるマンションでは、大規模修繕工事を進めているので生活が不便です。
特に、共用部分の多くが対象で窓とベランダが含まれていて網戸を外しました。

理由は、窓枠の目地にコーキングを塗り替えるためで窓が十分に開けられない。
網戸を外すと虫が入ってくるのが心配で、窓を閉め切った生活が続いています。

鬱陶しい気分ですが、まだ、暑くなっていない季節なので、我慢に我慢なのだ。
一方、バルコニー床のビニルシート張替えも工事に含まれていて大掃除を実施。

ベランダに置いていた植物も多くありましたが、一部は中庭へ疎開させました。
ただ、開花前のカーネーションなどは、泣く泣く刈り取って、鉢ごと処分です。

結果、必要最小限の鉢に抑えて、臨時に設けられた二段の鉢置き棚に移設した。
ウマノスズクサは、自分で挿し芽をした株だから捨てるに忍びなくて移します。

この植物は、環境省のデータベースでは、絶滅を危ぶむ都府県が増えています。
分布は青森県以南でして、自分の住む神奈川県だと分布地域に当てはまるのだ。

ですが、近所でほとんど見かけない植物で、かなり歩き回って探し出しました。
貴重ですから掘り起こさないで、見つけた地上部を採取して挿し芽をしました。

これが三年前で発根に成功したのが三割に過ぎず、やや繁殖の難しい植物です。
なぜなら、開花で種子を結実するのがまれで、種子で分布する可能性が低いの。

どちらかというと、根付くと地下茎を伸ばして増殖する傾向の植物だと思うな。
まあ、挿し芽の株は、翌年に発芽できたのが半分だけで、大切に栽培しました。

だから、処分できずに仮設棚に移しましたが、三年目は茎がやたらに伸びます。
かなり太い茎で、ぐんぐん伸びて、他人の鉢の植物に絡みつきだしてしまった。

       
なので、ウマノスズクサの鉢を一番端に移して、茎を支柱に絡みつかせました。
昨年の二年目は、茎が細くて繁茂するにはしましたが、きゃしゃな感じがした。

それでも油粕肥料を与えたせいか、奇跡的に開花して写真の撮影もできたんだ。
実際には、十数年栽培しても花の咲いたことがないという事例もあるほどです。

なので、地上部が枯れたら地下茎を掘り出して、根の発育を確認しておこうか。
というわけで、発育が良ければ、鉢も大きくして植え替えるようにいたします。

秋になれば、バルコニーも修繕されて改めて引越しができますので、その時には、大きなプランターの鉢へ移植することにして、ジャコウアゲハ蝶が卵を産み付けに来てくれるまで、観察しながら大切に育てたいと思う自分なのでした。



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへにほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへにほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



0 件のコメント:

コメントを投稿