昭和62年2月28日滑走 |
このスキー場は、オープン間もない頃に滑りました。
四人乗りリフトが一本だけでしたが、その距離が1キロです。
結構、滑走距離も長いのですが、斜度が緩めでした。
初心者向け用にデザインされたコースだと感じたものです。
国土計画が開発したリゾートで、ホテルも併設されました。
これが、場違いなほどやや高層でして十一階建てです。
見渡す限りの森林地帯に現代的なビルが出現したのですよ。
さぞや上から眺めは良いはずと想いましたが、違和感もある。
出典:水上温泉郷イラストマップ
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周辺のイラストマップでは、クマもサルもキツネも登場の奥地。
これだけ自然に囲まれていれば自然と調和すべきじゃないのか。
木材をふんだんに使うとか、低層建築にとどめるとかです。
これも、コクドさんのコンセプトが反映された結果かもしれない。
都市生活を無粋に持ち込んだ強気の通年リゾートなのか。
当時、苗場なんかも高層建築がニョキニョキ建っていました。
雨後の筍みたいで、不動産バブル真っ盛りだった分けです。
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ゴルフコースも併設でサラリーマンもターゲットだったのでしょう 。
そう思いつつ滑りましたが、客がほとんどいませんでした。
ガラガラで休まないから、一日券を二三時間で消化してしまう。
ちょっと物足りなさも手伝って、 早々に奥利根国際へ移動しました。
一方、今ではリフトも増えてコースもかなり広げられました。
中級・上級者向けコースも用意されて、魅力が増したと思います。
と言うわけで、現在の運営者は楽天・三木谷さんの関連会社です。
西部の堤さんからバトンタッチされた経営ですが、 オーナー絡みの環境に変わりないんだーと感じて、 面白く感じてしまったスキー場なのでした。
おまけ:
昔はこんなパンフが配られていました |
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