中東ゲリラのお得意武装 |
中東の紛争地域を紹介した動画では、この手の武器を手にするゲリラを見ます。
これは対戦車ロケット弾で、ロシア製のRPG-7が有名でしてゲリラの必須武器。
ベトナム戦争から使用されて来た対戦車兵器で、現在は旧式化しつつあるんだ。
それでも、火力支援など多目的に使用でき安価なので、ゲリラもご愛用ですな。
だから、世界各地の紛争地域で広く用いられますが、現代の戦車は装甲が進化。
この程度のロケット弾ではそう被弾しなくて、少ない急所を狙いうしかないの。
戦車上面や側面、エンジングリルなどの弱い部分に当てれば、動けなくはなる。
それに、運が良ければ破壊も可能だから、未だに市街戦の脅威となっています。
まあ、紛争地域は世界の至る所にあるけど、ホットなのは中国とインドの国境。
報道では、パンゴン湖で両軍が衝突したというニュース動画が紹介されました。
両軍とも、火器使用で大規模な戦闘に発展するのを避けたいのは、本音らしい。
このため、素手で殴り合うとか、こん棒など原始的な武器を使う暗黙の合意だ。
でも、中国はずる賢くて釘バットまで用意して、インド兵に襲い掛かりました。
この結果、インド兵にかなり死傷者が出たようですが、まあ俺様ルールの中共。
その内、対峙するインド軍をはさんだ山の稜線まで進出して、幕営の陣地作り。
これがインド軍を刺激したようで、 チベット人部隊も参加してすぐに奪還した。
中京軍が掠め取ったパンゴン湖の陣地 |
チベット隊員の葬儀にチベット国旗 |
この辺は、標高が四千メーター以上、普通の人間ならすぐに高山病に罹ります。
気圧が低下して空気の濃度も薄くなるから、酸素の濃度もかなり低下しますな。
これが、高地に日頃生活してきたチベット人ですから、これが彼らの平地です。
なので、酸素不足で判断力が鈍ったり、体の動きが鈍くなるようなこともない。
なので、人民解放軍は、あっという間に陣地をインド軍に奪還されてしまった。
焦って、今更チベット自治区のチベット人を兵役にスカウトしますが、無理だ。
同胞の同士討ちなどご免だろうから、チベット自治区に住む志那人が参加しろ。
それで、山岳戦の機械化部隊をのために、中国はどうも軽戦車を用意していた。
昨年の軍事パレードでこの15式の披露がなされましたが、ターボエンジン装備。
空気の薄さを補って過給機で馬力を上げるので、軽い戦車の装甲は薄いはずだ。
中国の軽戦車、ロケット弾の標的 |
そうなると、今や旧式化した対戦車ロケット弾が有効だと思えてくるんですよ。
だから、エンジン部分を狙って被弾させると、ターボが壊れたらお陀仏棺桶ね。
しかも、チベット人部隊員は、高度順応で意識が明確だから、照準もブレない。
こうして、奪還した稜線上から余裕をもって中京糞部隊を殲滅させられるのだ。
というわけで、インド軍も対抗して山岳用軽戦車の開発が急ピッチだそうです。
このほか、ネパールの山岳民族から構成される戦闘集団のグルカ兵も、グルカ連隊として三万二千人の兵力があるそうですから、もし、中共軍と係争地域で戦わば、どんなに機械化した戦力であっても、結局人間同士の戦闘に伴う判断力がものを言うのであって、インド軍の方が地の利を生かして優勢ではないかと思うのでした。
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