2020年9月3日木曜日

ゴーヤは、少しほったらかして黄色くなる直前で収穫すると、実も食べられるし、来年の種子も採取できるので一石二鳥だよ - ゴーヤ(種子取り)

鉢植えで、20センチを超すのが難しい

ベランダで栽培中のゴーヤが食べられるほどに成長して、四つを収穫しました。
最初、六粒の種をまいて発芽しましたが、二株は職場の方の希望で譲りました。

残った二株は、開花の終わったハナニラとか、ムスカリの鉢に植えてみました。
ゴーヤは土壌の栄養分を吸収するらしく、百均のプランターに先ず一株ずつね。

余り二株は新しいプランターに植えましたが、深さが15センチ程と浅いんだ。
なので、用土の容量が少なく、十分に生育できないと考えて工夫してみました。

まあ、プランターの縁一杯まで土を盛り込むと、土壌のかさがかなり増します。
ただ、土がこぼれやすいので、クリアファイルを加工してフェンスにしました。

A4サイズを横長方向に切って、それを両面テープでつなぎ合わせておきます。
そして、長尺になったビニールの帯を、プランター壁際に差し込み回しました。

これが土手になってこぼれることもないので、生育はある程度大丈夫でしょう。
そう思いつつ育ててきましたが、用土の少ない分、朝夕の水やりは欠かせない。

それに、液肥も二三日に一回は、スポイトで撒くような感じで与えて来ました。
加えて、百均のコーヒーカスで作った肥料に加えて化成肥料も与えてみました。

当然、百均の購入で、二つの違いは、後者にアンモニウム窒素が入っています。
コーヒーカス肥料には含まれない成分だったので、これでバランスが取れます。

ミニすり鉢は、粉状にして撒くのに便利
ほったらかしたら黄色くなってしまった

先ず、百均で購入のミニすり鉢で、粒状の肥料を細かく粉の状態まで砕きます。これで、土への吸収がよくなり、小さなスプーンでに三週間おきに撒きました。

撒く量は目分量でよいと思いますが、小さじ二三杯ぐらいでよいのではないか。
その結果、収穫できたわけですが、おまけに来年に向けた種子も採れたのです。

最初に実を付けたものですが、成長が遅くて収穫を少し日延べしておきました。
まあ、黄色く熟すほどでもなく、濃い緑のままでも中に種子ができていました。

ベランダ栽培なので奥のプランターの株が、どうしても日当たりが悪いのです。
このため、実の成長がゆっくりでして、これが功を奏して種をつけたのだろう。

この種を来季の栽培に向けて使うことにしますが、他にも種が取れそうなんだ。
これも、奥の日当たりの悪いプランターの実で、収穫まで気長に育ててみるか。

というわけで、収穫のそろばん勘定では、うまくいって一株につき二つの実だ。
大きさは十五センチから二十センチぐらいで、これもサイズ的にはやや小ぶりですが、味自体にはゴーヤとして変わりはなく、上さんがスーパーの特売で買って来たゴーヤが熟していて、それから採取した種からここまでが収穫できるとは思わなかったほどの、うれしい栽培になったのでした。



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