銀山温泉 |
神室スキー場を二時間で切り上げて、次のゲレンデ、花笠高原に向かいました。
途中、新庄市に市民スキー場があったのですが、上さんに銀山温泉を見せたい。
やっぱり、このこじんまりとした温泉街の景観は、雪景色とも相まって美しい。
なので、新庄のスキー場はパスして、花笠高原スキー場へを目指すことにした。
自治体としては尾花沢市になりますが、俳人松尾芭蕉が逗留した場所でも有名。
俳諧をたしなんだ豪商、鈴木清風宅に十日も滞在して旅の疲れを癒したとある。
そんな街のはずれに銀山温泉がありますが、この温泉は人気で予約が難しいな。
しかも、温泉街には立ち寄り観光客用の駐車場すらなくて、見学も困難なんだ。
なので、旅館がちんまりと立ち並ぶ風情だけでも、上さんに見せるだけにした。
自分はエンジンも切らずに車に止まって、上さんを急ぎ足で見学してもらうの。
写真を何枚か撮ってきましたが、冒頭の写真もそうで、今見ても風情があるな。
まあ、その前に花笠高原のゲレンデを滑ったのですが、個人的に因縁があるの。
なぜかと言うと、年末に一度訪ねており、積雪があるのにリフトが休止中です。
滑ることもかなわずに悔しく退散したから、今回は捲土重来の訪問だったのよ。
平成26年3月21日滑走
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それで、この温泉の手前に、廃止された銀山温泉スキー場があったのは事実だ。
その後、ロープトゥがかろうじて残り、関係者向けのナイターゲレンデだった。
ネットの投稿では平成12年の話で、自分が訪問した時は、判然としなかったな。
いずれにしても、現在は花笠高原が、レジャー施設として営業されております。
ペアリフトが一基で、長さが八百メーターもあって乗ると雪が積もってつらい。
絶え間なく雪が横殴りに降って来て、決して良いコンデションではなかったな。
それでも、斜度は無くともスロープの滑走距離があって、滑りを楽しみました。
というわけで、銀山温泉に隣接して、観光客を招くためのゲレンデでしょうな。
その割に、リフト乗り場近くのレストハウスにしても、休憩ができる程度のもので質素でして、その意味では地元民の冬のレジャー施設として機能を果たしているのが主たる目的なのかもしれないと、思うのでした。
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