2025年3月31日月曜日

地面を覆うように育つ植物を指して、グランドカバーと言いますが、雑草対策や景観の向上に役立つな ー ムスカリ・ハナニラ(ガーデニング)

     
定年のリタイアまで残り数日ですが、職場の構内で新しい発見がありました。
それは、敷地内の裏手にある産業廃棄物の捨て場に残された緑地なのですな。

地味な場所で工場見学客などはおろか、ここを知らずに辞める人もいるはず。
なので、製造建屋と構内道路を分ける緑地などは見向きもされず雑草だらけ。

スギナ、ドクダミ、タンポポなど、ごく普通の植物が春から芽を出しますな。
やがて、雑草だらけになると、時折は出入りする園芸屋が除草に入りました。

しかも、緑地は石ころだらけで、知力はありそうもなく、瘦せ地のままです。
まあ、こんな場所に好んで植物を植えても、花が咲くかどうかはわからない。

でも、痩せ地でも年月が経つと、開花できるるような球根植物はどうだろうか。
そう思って、ムスカリとハナニラの小粒の球根を許可なくこっそり植えました。

自宅のベランダで栽培していた鉢から採取したもので、これらは繁殖力が旺盛。
ただ、球根が小さいので、開花まで二三年はかかると思って面白半分の試みだ。

    
こうして、植えてから、この緑地を通るたびに観察はしましたが、咲きません。
春先になって、この植物特有の葉が伸びているのを発見しましたが、それだけ。

咲かずに二年も経ち、今年の三年目で無理と思いましたが、急に開花しました。
特にムスカリは、林立するように青い花を咲かせており、実にきれいな色どり。

雑草もまだ生えず地面だけの殺風景だった緑地にも、これで春の花が到来です。
ですが、これから暖かくなれば、改めて雑草が旺盛に蔓延って、見栄えが悪い。

ムスカリ、ハナニラなども花も終われば、生えてい早く気も枯れてしまいます。
それも五月末までのことでしょうから、どれだけ繁殖してくれるか次第だろう。

というわけで、このまま球根が掘り起こされなければ、花は咲き続けるのかな。
本当は、フリージアの球根も植えればよかったのですが、とりあえずと思って植えてみただけのことで、間もなくリタイアしてしまう自分にとっては記憶に残る置き土産になったなと思ったのでした。



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2025年3月29日土曜日

台湾では、最も祀られている神様らしく、長い白いひげを持ち、やさしそうに笑っているおじいちゃんの姿なんだとか ー 鯉魚山「水尾福徳宮」(台湾)

       
上さんのマンションは、新北市に所在しますが、台北市とは目と鼻の先でした。
その境界には蛇行する景美川が流れており、河川敷が美しく整備されています。

高層階の部屋から近辺を見下ろした景色を眺めるのですが、一つ気づきました。
それは、蛇行する河川が囲むように、小高いこんもりした森が残されているな。

その周辺は既に住宅開発がされていて、低層のマンションが立ち並んでいます。
高くてもせいぜい十階くらいでしょうか、茂みの残る丘は見通せて意外に高い。

グーグルマップで調べてみると、土地公と説明しており、お社もありそうです。
それで、面白いので朝早く起きた日に、上さんと一緒に散歩がてら歩きました。

最初、向こうへ行くのに人道橋があると思いましたが、勘違いだったようです。
見間違えていたのは、高い堤防へ降りる階段のようで、少し遠回りをしました。

大きな道路橋を渡ってぶらり散策しますが、堤防の下はサイクリング道路です。
堤防自体は歩道で、河川敷は運動広場と、意外に設備がしっかりしていたんだ。

                                             
             
住民も健康目的で散歩していましたが、運動広場のどん詰まりには野犬の群れ。
夜中に寝ていて、野犬の吠える声が聞こえたのも、ここからだと分かりました。

それで、蛇行する川に沿った高い堤防を少し歩いて、そこを降りる道に入った。
ほどなくしてすぐの所に、福徳宮という看板のある階段の取り付きに入ります。

その先に中国風お宮があって誰かの世話なのか、お線香がともされていました。
由来の詳しい看板書は漢文なので分かりませんが、三人の世話人も書いてある。

だから、地元の人が大事に世話をしている土地神さまなのだと一目瞭然でした。
それで、複数体の安置された神様は小柄で、昔は小さな廟だったのでしょうか。

何せ康熙帝とか乾隆帝の文字も読めたので、建立はかなり遡れると思いました。
上さんの話だと、道路の拡幅工事から、別の場所からここに合祀したようです。

そのため、お宮の建物も立派なにあり、散歩がてらのお参りは気持ちが良いな。
というわけで、この廟には土地への愛着と恩恵への敬意を表す連句があります。

「土地は各家庭を豊かにし、地は金を産み、各家庭は繁栄する」、「土地は皆の利益となり、土地にいる者は皆安泰」と書いてあるのだそうで、そういうことであるのなら、短期間でも年に二回はここで寝泊まりをしますから、家内も旅の安全も見守ってもらおうと思うのであれば、ここへお参りに来るのは当然だなと思ったのでした。



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2025年3月27日木曜日

B級グルメのお店でも日本語の説明があると、日本人客の説明もそれなりによいから、買いやすいと思うよ ー 胡椒餅・葱焼餅(台湾)

    
台北でこれから暮らそうと思っているマンションは、上さんの名義らしいです。
というか、お父さんが娘の結婚にでもと考えて、購入しておいたくれた投資ね。

結局、上さんは自分との結婚で海外に暮らすことになって、当てが外れました。
このため、他人に賃貸してみたり、大陸の親戚が泊まりに来ていたみたいです。

だから、空き家になる時期もありましたが、七八年前に泊まった記憶があるな。
家の中はがらんどうで何もなくて、寝袋を日本から携行してキャンプ生活同然。

その時は、実家から使わない電磁調理器や、カセットコンロも持ち運びました。
ガスの契約も停止して再開していないから、給湯器が使えずシャワーが厳しい。

台湾でも十一月になると、水道の水も冷たくなって来て、風邪を引きそうです。
結局、ヤカンでお湯を沸かしておいて、大きなバケツの水に薄めてぬるま湯だ。

これで行水をすることになりましたが、今回もこの方法で水浴びをしています。
まあ、三月の肌寒い時期でも何とかなりそうな雰囲気で、当面は行水で我慢だ。

少しわびしい不便な生活になりそうでも、それも一二ヶ月の滞在に過ぎません。
まあ、住めば都とでも思い直して、この台北で楽しく暮らすことにしましょう。

それで、毎日、朝ご飯を買いに近所へ出かけますが、これが台湾の日常生活だ。
共稼ぎの家庭も多いので、朝食を出す食堂で食べたりテイクアウトしたりする。

そんな台湾の食卓に欠かせないのが、ご当地ソウルフードの葱焼餅なのでした。
上さんの義理の姉さんが、先んじて近所に市場があるのを見つけてくれた分け。

このご当地パンは、市場があると必ずお店が見つかるほどに、欠かせませんわ。
実際に出かけてみたら、おいしそうな葱焼餅の店を発見することができました。

     
後は、もう一つのソウルフード、胡椒餅のお店だけどお店が意外に少ないんだ。
マンションからは、十分以上も歩きますが、ネットの紹介だから出かけようか。

最近は、朝ごはんでも、サンドイッチ等パン食の店が若者向けに増えています。
一方、胡椒餅は、家に持ち帰って食べるのがほとんどで、おやつ程度なのかな。

というわけで、台湾の人は、食事を外で済ませる安近短の生活かもしれません。
一方、葱餅にしても、調理方法で葱焼餅、葱油餅、葱抓餅の三種類があるようで、中でも葱焼餅は、自分の一番の大好物なのだと、今回の台北滞在で分かってうれしくなってしまった自分なのでした。

こちらは、超有名なお店でおいしい



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2025年3月25日火曜日

大ヒット漫画『鬼滅の刃』でも、主人公・竈門炭治郎の家が代々受け継ぐ厄払いの舞、「ヒノカミ神楽」が登場するな ー お神楽甲子園(島根県・広島県)

       
久しく会わずにいた知人を訪ねつつ、鳥取の米子から島根県を旅してみました。
もっとも、大山スキー場で滑りたいという気持ちから、敢えて冬に決行したの。

まあ、今シーズンの寒波は強烈で、比較的雪の少ない日本でもゲレンデは完璧。
毎日、スキー場をとっかえひっかえ滑り歩いたのですが、当然泊まり歩きます。

途中、島根県に入ってから浜田市で二泊しましたが、興味の湧いたものがある。
それは、ホテルのロビーで放映中だったビデオで、石見神楽を紹介したものだ。

特にヤマタノオロチを退治するお話は、迫力が物凄くあって見とれてしまった。
残念ながら冬季は上演がないのですが、春から秋は毎週末に公演されるらしい。

まあ、迫力を視聴したいと思いましたが、代わりにホテルの部屋で動画漁りだ。
そうすると、結構な数の動画が検索されてきて、色々なお神楽を視聴しました。

中には、例年、広島県安芸高田市で催されるお神楽甲子園の動画も素晴らしい。
だって、日本全国の高校で伝統芸能を部活動するクラブが競い合っているから。

        
ただ、広島の開催地なので出演校はやや片寄りますが、一方で岩手県の参加だ。
この県には、伝統芸能として多くのお神楽が各地で伝承されているからだろう。

特に、花巻市の大迫地区には、ユネスコ遺産になった早池峰神楽も存在するな。
他に、神楽ではありませんが、風流念仏踊りの鬼剣舞も高校の部活にあります。

こうして、帰宅してからも、時々、こういったお神楽を楽しんで視聴しました。
まあ、例年、開催されているので高校野球と同じく、甲子園になぞらえるのだ。

ウイキの紹介した大会を数えると、甲子園は五十くらいはありそうな気がする。
というわけで、こういった甲子園を最初に視たのがフラガールズ甲子園だった。

NHKのEテレで放映されたのですが、特に男性部員を交えた福島県立勿来工業高校の自由課題のダンスが記憶に残っていて、あれだけ立派に踊れるのであれば、お神楽にしても、おひねりでも投げてつい見てみたくなってしまうほどだったのでした。



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