台北でこれから暮らそうと思っているマンションは、上さんの名義らしいです。
というか、お父さんが娘の結婚にでもと考えて、購入しておいたくれた投資ね。
結局、上さんは自分との結婚で海外に暮らすことになって、当てが外れました。
このため、他人に賃貸してみたり、大陸の親戚が泊まりに来ていたみたいです。
だから、空き家になる時期もありましたが、七八年前に泊まった記憶があるな。
家の中はがらんどうで何もなくて、寝袋を日本から携行してキャンプ生活同然。
その時は、実家から使わない電磁調理器や、カセットコンロも持ち運びました。
ガスの契約も停止して再開していないから、給湯器が使えずシャワーが厳しい。
台湾でも十一月になると、水道の水も冷たくなって来て、風邪を引きそうです。
結局、ヤカンでお湯を沸かしておいて、大きなバケツの水に薄めてぬるま湯だ。
これで行水をすることになりましたが、今回もこの方法で水浴びをしています。
まあ、三月の肌寒い時期でも何とかなりそうな雰囲気で、当面は行水で我慢だ。
少しわびしい不便な生活になりそうでも、それも一二ヶ月の滞在に過ぎません。
まあ、住めば都とでも思い直して、この台北で楽しく暮らすことにしましょう。
それで、毎日、朝ご飯を買いに近所へ出かけますが、これが台湾の日常生活だ。
共稼ぎの家庭も多いので、朝食を出す食堂で食べたりテイクアウトしたりする。
そんな台湾の食卓に欠かせないのが、ご当地ソウルフードの葱焼餅なのでした。
上さんの義理の姉さんが、先んじて近所に市場があるのを見つけてくれた分け。
このご当地パンは、市場があると必ずお店が見つかるほどに、欠かせませんわ。
実際に出かけてみたら、おいしそうな葱焼餅の店を発見することができました。
後は、もう一つのソウルフード、胡椒餅のお店だけどお店が意外に少ないんだ。
マンションからは、十分以上も歩きますが、ネットの紹介だから出かけようか。
最近は、朝ごはんでも、サンドイッチ等パン食の店が若者向けに増えています。
一方、胡椒餅は、家に持ち帰って食べるのがほとんどで、おやつ程度なのかな。
というわけで、台湾の人は、食事を外で済ませる安近短の生活かもしれません。
一方、葱餅にしても、調理方法で葱焼餅、葱油餅、葱抓餅の三種類があるようで、中でも葱焼餅は、自分の一番の大好物なのだと、今回の台北滞在で分かってうれしくなってしまった自分なのでした。
![]() |
こちらは、超有名なお店でおいしい |
0 件のコメント:
コメントを投稿