2020年4月12日日曜日

洗濯するという大きなくくりで見たら、園芸用の土も再生する意味でそうなのかもしれないなと思った - お古の洗濯ネット(そのほか)

百均で買える洗濯ネット

使い古しのネットを上さんが捨てていようとしたので、もらい受けました。
どれも百均で買ったもので数年は使ったのでしょう、ジッパーが壊れています。

まあ、完全に閉じることができないので、洗濯中、汚れものが飛び出します。
逆に生地を傷めてしまうかもしれず、上さんは新しいのを買い直していました。

それで、この洗濯ネットは、メッシュ生地でポリエステル繊維でできています。
当然ながら、水を簡単に通すので、中に入れた汚れものも洗濯できるわけです。

ジッパーが壊れただけで、多少表面は毛玉ができていますが、繊維はまだ強靭。
なので、他の使い道があろうと考えてもらいましたが、土壌の殺菌が用途です。

ベランダで栽培している植物に使ってきた園芸土は、数年ほど使い続けました。
毎年、肥料は与えてきましたが、朝顔などの生育が次第に悪くなってきたんだ。

なので、新しく土を入れ直して廃棄を考えましたが、粗大ごみにはできません。
全国的に自治体は土をごみ処分で受け入れてくれないので、再生するしかない。

園芸シートにプランターから土をぶちまけましたが、植物の細かな根が厄介だ。
土に執拗にこびりついて、ほったらかしにするとこんなになるとは驚きました。


先ず、百均で買ってきた園芸用”ふるい”を使って、ごみを丹念に取り除きます。
網目より細かければ落ちますが、ころりとした赤玉土や細かな石は残ります。

小石や細かな根は丹念に土からほぐして選別し、赤玉土は別に取り除きます。
この赤玉土は、後で押しつぶして細かくして土に混ぜ込みましたが、再利用だ。

こうして、かなり細かな根が残りましたが園芸用の水苔にも似ていなくもない。
乾かして溜めておけば、ミズゴケ代わりとして挿し芽栽培で使えなくもないか。

そんなことを思いつつ、ごみを除いた土はお古のネットに入れてまとめました。
それから、やかんで沸かしたお湯を、まんべんなく土の上に注いで消毒します。

熱湯消毒という奴ですが、土の中にある病原菌を取り除くには、手っ取り早い。
殺菌する方法としては一番安直ですが、しかも連作障害になる成分も洗い流す。

こうして、植物の育ちを悪くさせる環境を土から取り除こうとする魂胆でした。
お湯が冷めた後に水を切ったら、土をネットから取り出してバットにくべます。

熱湯消毒した園芸用土

後は日中の日差しに当て乾燥させ、紫外線で消毒しておけば大丈夫でしょうか。
こうして、この使い古しのネットを使って冬の間に土の再生を試みてみました。

苦土石灰や肥料を混ぜたり土壌改良剤を足すのも当然ですが、すぐに使わない。
使い古しの黒いビニール袋に入れて密封した後、一二か月は放置しておきます。

日光を浴びて蒸し焼きにすれば、生き残った雑菌も死滅するので必要でしょう。
というわけで、プランターの土も再生されたと信じて春の種まきが待ち遠しい。

マンション住まいのベランダで園芸をしているわけですから、古くなった園芸土をどうしたら上手に再生できるのかといった試行錯誤で、廃品利用の洗濯ネットを活用するアイデアを生み出したわけで、ネットでググってもまだ紹介されていないようなので、ちょっと紹介しておこうかとタイプする自分がいたということなのでした。



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