2020年4月6日月曜日

園芸用に近所で色々な土を採取するので、それには雑草というか野の花の種子がいっぱい混ざっているらしい - ミチタネツケグサ(道種漬花)(そのほか)

ミチタネツケバナ

ベランダのガーデニングをすると、植えた分けでもなく芽を出すのがあります。
最初、どんな植物なんかは分かりませんが、放射状に葉を伸ばし広げています。

地べたから地を這うように伸び出しますが、形状がバラの花のように見えます。
なので、ロゼット状と呼ぶのだそうですが、春を待ち冬を過ごしす植物がそう。

勝手に自然と生えるのでほったらかしにしてしますが、ひどければ刈取ります。
どこからか種子が風に乗ってたどり着いたか、はたまた、土に眠っていたのか。

どんな植物なのかは分かりませんが、特徴的な葉が伸びてくるので探せそうか。
ネットでも、ロゼット状の植物を紹介する図鑑的なサイトがあるので使えます。

 ① ロゼット図鑑 -地面のバラ模様 (クリックでサイトへ飛びます)
 ② ロゼット状の根生葉(科別)(クリックでサイトへ飛びます) 

このサイトを開きながら、現物の歯を撮影した写真と見比べて比較しましょう。
そうすれば、植物が見つかるのではないかと思って探しましたが時間がかかる。

工業製品のように規格も画一的なら、形状色も同じなので簡単に見つかります。
ところが、生き物には個体差という個性があり、ぴったり同じにはなりません。

なので、それらしいと思った植物をググり直して、別の写真を探し出しました。
こうして、多くのサンプルになった写真を見比べて自信はなくとも同定します。

そこで、冒頭の写真は、ミチタネツケグサ(道種漬花)だろうという結論です。
ロゼットの図鑑はタネツケバナだけの紹介でしたが、仲間が四種類もあるんだ。

この中から、根生葉の形状と種の付き方を見定めましたが間違いないでしょう。
タネツケバナは在来種ですが、ミチタネツケバナはヨーロッパ原産の帰化植物。

中心に伸びているのはホトノケノザ

一方、別の鉢の根生葉は、先端の葉の形が少し違うのでタネツケバナだろうか。
花が咲いてこなければ分かりませんが、これからの春を楽しみにしましょう。

さて、もう一つ気になった植物があって、それはホトケノザだろうと思います。
春の七草に含まれる名前ですが、これは”コオニタビラコ”という植物だってさ。

ネットでは食べないようにと注意していましたが、これに似た植物もあります。
それは、モミジバヒメオドリコソウという、これもヨーロッパ原産の帰化植物。

三十年位前に横浜で発見されたそうで、意外に最近ですが、近所に多い花です。
花が咲かないと葉の形状だけでは難しいのですが、自分の勘ではホトケノザね。

まあ、花が咲くと、モミジバは葉が赤紫色に変わるので、すぐに判別できそう。
というわけで、ロゼット状の植物を推理するのは、神経衰弱並みで面白いです。

こういう野草は、ちゃんとしたお庭だと勝手に生えてくるものですが、まさかマンションのベランダの鉢にまで芽を出してくるのが面白くて、この間、種を植え付けたのがツワブキで、これはロゼット状になるのかどうか、今から芽生えを楽しみにしている自分がいるのでした。



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