アウトドア・テレワーク |
海外出張をしながら、日本でやり残してきた仕事を夜なべで処理していました。
数年以上も前はインド出張が多くて、ホテルで寝不足になりながらこなす日々。
当時、ムンバイは、日本のDOCOMOが進出してISDN回線の利用ができました。
今となっては、64kbpsという非常に低速だったのですが、メールなら大丈夫。
でも、利用者の錯綜する日中は日本への接続が保持できず、早朝のみ安定通信。
だから、インド時間の早朝四時頃に眠い目をこすりながら、起き出す毎日です。
時差が三時間半なので、日本は丑三つ時にあたり、通信スピードが確保できた。
こんな出張では、疲労もフラストレーションも溜まるばかりで、イヤだったな。
最近、テレワークの人々をノマドワーカーと言っていますが、自分は既に経験。
ただし、国内で処理するのではなく、海外から日本へアクセスした違いはある。
なので、今さらノマドやら、何だかと言われても、コロナで一般化しただけだ。
他には、お馴染みの在宅勤務、モバイルワーク、リモートワーク、とか言うな。
何れにしても、ネットさえ利用できれば、事務職はどこにいても働ける時代ね。
営業職でも、ビデオ会議を通じて打合せできたり、新規顧客開拓も可能なんだ。
ただ、ノマドワーカーは、自己管理ができる人以外はやってはいけないらしい。
なぜなら、いくらでも仕事をサボることができるので、ラクと言えばラクです。
具体例として、You Tubeで趣味の動画を何時間も観てしまって終業時間が来る。
自宅でランチの後、休憩のつもりで横になったら、そのまま寝てしまって五時。
まあ、TwitterやFacebookを観ていたら夕方が来てしまったなど、よくある話。
自分自身も、後期高齢者雇用ですから閑職の極みで、遊軍で待機する身に近い。
というわけで、テレワークの日だと、例に挙げたような行動は経験済みでした。
ただ、ノマドワーカーなる仕事の形態は情報を司る職人みたいなもので、自分自身で仕事の質を高めて時間内に作業しない限り、ダラダラとすれば、ノマドの別の意味に当たる単なる”放浪者”になってしまうのであろうなと、思ったのでした。
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