令和5年2月23日(木)滑走 |
上越方面では、永らく訪ね漏らしをして来たスキー場をついに滑り終えました。
高速の湯沢ICを出れば、さほどクルマを走らせる必要もなかったはずなのにさ。
でも、不思議と足が向かず、ほったらかしだったゲレンなのは違いありません。
一方、コロナ禍で三年間も滑りに行けない鬱積から、満を持しての滑走なんだ。
こうして、宿泊先の沼田市から関越トンネル越えで直行しましたが意外に近い。
このスキー場は、ゲレンデの前にホテルがあって、併設ゲレンデの印象ですな。
だとすれば、ファミリー向けのテレンコなゲレンデと思いきや、そうでもない。
意外に、中上級のコースもあって、第一ペアリフト山頂駅からの滑走は豪快だ。
最大斜度28度で圧雪が入ったバーンは、一気呵成に滑り降りると大満足でした。
ダイナミックコースと名付けられたコースですが、降りる人は以外に少ないの。
ここを何回も滑ってしまいましたが、これ以外では、パノラマコースもお勧め。
最大斜度27度で圧雪が入って、休まずに繰り返し滑走を楽しめるゲレンデです。
PDF閲覧はこちらから |
一方、このゲレンデで最も乗りたかったのは、レトロなシングル第七リフトだ。
長さも三百メーターちょっとで、乗ればあっという間に降りなければならない。
斜度も十度あるかないかで、典型的な初心者向けのゲレンデになっていました。
昨今、こういったシングルリフトは、少なくなりまして思い出深い経験だった。
実際に家族連れが多いのは事実ですが、意外に初心者コースが限られています。
なので、他のペアリフトまで初級者が乗り込んでくるのは、あまり無い感じね。
こうして、第七リフトでゲレンデの稜線左側へ上がると、見晴らしが望めます。
谷をはさんで、ゲレンデらしき斜面も確認できましたが、廃止されたようです。
何だか勿体ないような気もしましたが、これが”加山キャプテンコースト”だな。
オーナーの加山雄三が、情熱をもって作り上げたゲレンデだったんだけれども。
資金難で、当初の予定規模のコースが設定できなかったり、営業的に苦戦する。
それに、東北大震災の影響も災いして閉鎖になってしまったのは、残念でした。
大源太山(だいげんたさん) |
それと、この山頂から、上越のマッターホルンと呼ばれる山塊が眺められます。
それが、大源太山(だいげんたさん)で、谷川連峰を形成する尖った峰なんだ。
標高千六百メーターと高くはありませんが、山の姿を一目見たら登りたくなる。
そう思ってしまうほど姿も美しく、夏になったら登ってみようかと思案したな。
というわけで、最後まで残しておいて良かった、ゲレンデには違いありません。
ただ、標高がそれほど高くありませんので、新雪が積もっても気温が上がると、すぐベタ雪になってしまうので、気温がまだ低いリフト営業開始直後に、一気に滑りまくってしまうと、グッドな雪質で滑走できるのはずと思ったのでした。
おまけ:
加山キャプテンコーストのゲレンデ投稿は、こちらから
0 件のコメント:
コメントを投稿