十月を過ぎて、ゴーヤの栽培も手仕舞いにして、使い古しの用土が残りました。
養分を思う存分に吸上げてしまったのか、用土もスカスカ状態になっています。
鉢から用土を取り出してほぐした結果ですが、根が縦横無尽に伸びているんだ。
これは再生しなければならんと思って、ふるいにかけてごみを取り除きました。
後は、熱湯消毒して天日干しをしながら、用土のリサイクル材を混ぜ込む予定。
用土残体で、三十リットルぐらいの容量もあるので、買い置きが不足しそうだ。
ギリギリ間に合うかもしれませんが、買い足しと必要かと百均に出かけました。
ダイソウへ出かけたのですが、園芸コーナーで探すも、生憎再生材は売り切れ。
まあ、買ってあった物でしのぐとして、商品棚で見つけたのが植物活力剤です。
ペットボトルに入っていて、本当に役に立つのか、思わず手に取ってしまった。
これって、使っているハイポネックス社の”リキダス”と、どう違うのだろうか。
そんな疑問が湧いてきまして、裏面に書いてある成分の組成を眺めてみました。
窒素、りん酸、加里、マグネシウム、マンガン、銅、亜鉛、ほう酸、水だとさ。
確かに肥料の三要素以外の成分も含んでいて、基本的な要素としては十分かな。
エコパックが便利だよ |
これに比べて、リキダスは、特許取得のコリン・フルボ酸・アミノ酸入りです。
他にも、基本要素以外は、各種ミネラル(鉄・銅・亜鉛・モリブデン等)入り。
まあ、リキダスを千倍の希釈で毎日植物にかけて使用しても、安上がりだろう。
なので、わざわざ、百均の商品を買ってまで使用することはないだろうと判断。
手にとった商品を棚に戻して、せっかく来たのだからと、腐葉土一袋をゲット。
しかし、この植物の成長に欠かせない主要な要素構成が、なかなかに面白いの。
硫黄を摂取するらしいのですが、薬の成分にもなるぐらいだし必要なのだろう。
他には、マンガン、モリブデン、ホウ素、塩素やら微量要素が鍵になるらしい。
まあ、植物のビタミンなのかもしれないと思って、植物活力剤は必要不可欠だ。
というわけで、ゴーヤ栽培にリキダスを使った結果、四十個以上の収穫でした。
これまで、液肥だけを注いで来ましたが、結果的には半分以下の収穫量だったので、今年が栽培には好適な猛暑だったのを割り引いたとしても、葉の茂り具合などを思い返すにつけ、リキダスという植物活力剤の効果は、恐るべしと思ったのでありました。
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