毎年、近所に変わった果実の実る庭木が植えられており、気になっていました。
形としてやや平べったい楕円形の実で、果実と言いましたが食べられるのかな。
熟して来ると黄色くなり、食べられそうな感じもしますが、調べたこともない。
ある時、散歩中に、そばを通りかかった女性にこの木の名前を聞いてみました。
”カリン”だと思いますよと気軽に答えてくれたのですが、のど飴を思い出した。
確か、カリンエキスの入った飴がコンビニでも売られており、これなんだなあ。
ググってみると生食できないので、はちみつ漬けやジャムにして食べるらしい。
だから、エキスを抽出して飴にするのかと思えば、薬用成分があるのでしょう。
生薬の名は"木瓜(もっか)”といい、庭木としてミカンやカキの木と同じ扱い。
バラ科に属する落葉樹とはいえ、花はやや地味でハナミズキと似た感じがする。
これが柑橘類の仲間なら、アゲハの飼育で栽培でもしてみるのにと思いました。
近所には、庭木のカラタチも見かけますが、こちらは柑橘類なので大丈夫だな。
でも、ここ二三年観察していて、この木は実を付けたことも無く、若木かなあ。
桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年と言うから、数年は必要なのでしょうか。
他には、一年目で二十センチの樹高にしかならないと、ネットの説明もあった。
だから、肥料とかまめに世話をしないと、かなりの時間がかかると思いました。
こちらとしても、実を付けるまでは散策するたびに、チャックするとしようか。
一方、ベランダの夏みかんの若木は、アゲハの幼虫に食べつくされてしまった。
ただ、アゲハも枝まで食べずに芽を残しておくみたいで、また葉が出るだろう。
というわけで、近場でキンカンの庭木を見かけたので、先ずは種子を採取予定。
他方、現在、栽培中のヘンルーダは、寿命が数年と比較的短命な低木なので、これに代わるように同じ種を撒いてみたものの、残念ながら発芽しなかったので、来春になって改めて種蒔きをしようと考える自分なのでした。
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