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平成2年1月13日滑走 |
夏は牧場をやっていますというスキー場は、全国各地にあります。
このゲレンデを滑る前の月には、南志賀の山田牧場を滑ってみました。
飛騨のモンデウス位山では乳牛が放牧されますが、夏場の体力づくりでしょう。
白樺高原国際はふれあい牧場なのですが、どちらかと言うと観光の趣きです。
さて、この武尊牧場は実際に肉牛が七十頭ほど放牧されて、期間は十月までです。
付帯施設のキャンプ場もオープンしますが、これはレジャー、レクリエーションの格好。
何せ、日本百名山の武尊山のふもとにありますから、登山基地のにもなります。
一方、雪が降り積もればスキー場へと颯爽と変身ですから、通年で賑わうみたいです。
このスキー場のパンフレットなのですが、片品村へ通ううちに三種類が集まりました。
ですので、今回はいちばん最初に滑った時のものを紹介しながら記憶をたどりましょう。
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ぱっと見ますと、女性のスキーウエアに思わず懐かしさを感じてしまいますね。
当時は、スノーボーダーを見かけるのも珍しくて、ゲレンデはスキー客が主流でした。
華やいだイメージをパンフレットに盛り込んだにせよ、本当は人里離れているのです。
ペンションのある集落からそれて、車は舗装の山道を上がりますが人家はありません。
少しは走ったかなと思うと、目の前に大きな駐車場とゲレンデが広がって現れました。
ただ、どんづまりの尾瀬戸倉スキー場よりは近くて、アクセスは良い方もしれません。
ゲレンデは、上級コースと称していても、斜度が三十度程度になるような感じです。
なので、コース全体を滑りとおしてみると、本当に上級なのかと思うときもありました。
ゲレンデも広くて見通しが利くせいか開放感があり、斜度にこわさを感じないようです。
思いっきりチャレンジしてみるのもいいでしょうが、ここはお気楽に楽しむべきでしょう。
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コースマップはパンフで紹介していますが、リフト四本で縦に乗り継ぐシンプルなもの。
後は、管理センターまで色々とコースを選びながら、滑り降りるという格好になります。
スキーブームの頃でも意外に空いていて、一日券を午前中で滑り切ってしまいました。
このため、午後は近場の別ゲレンデに移動しましたが、そこが武尊オリンピアでした。
と言うわけで、四半世紀前のコースに比べて、リフトの架け替えが行われていました。
乗り継ぎがかなり便利になりましたが、昔とあまり変わらないコースレイアウトです。
ここは、群馬県という立地もあって、首都圏からの近さをウリにできるゲレンデです。
ですから、今後もスキー場の運営は、それなりに安泰であろうなとも思ったのでした。
おまけ:
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