平成2年1月27日滑走 |
このスキー場、アクセスで栃木の県境を超えましたが、 所在は隣の県でした。
つまり福島県の西郷村に位置していますが、 かなり昔に閉鎖されてしまいました。
それから、すでに十年以上が経過していますので、
ただ、閉ざされて日も浅いせいで、 ゲレンデが比較的良好に維持されています。
ブッシュもあまり濃くありませんし、
このため、 残されたゲレンデを未だに滑り降りようとする奇特な御仁がおりま した。
当然、リフトは動いていませんから、
一方、スノーボードやスノーシューで登る人もいて、 冬山登山には違いありません。
しかし、止めてしまったゲレンデなど、
どうして、このスロープに好き好んで登ろうとするのか、 不思議でなりません。
ただ、
実際に、平成十年には福島テレビにより”うつくしま百名山” にも選ばれました。
同局が開局35周年を記念して選定したのですが、 県を代表する名山に違いない。
他の山でも、 ハイカーが増えて登山道や案内板の整備も行き届いたと言います。
しかも、 スキー場跡を出発して山頂を目指すコースが最も利用されているの だとか。
こうなると、夏に登った記憶があれば、 冬も訪れたい山屋はいるはずと思いました。
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さて、自分がこのスキー場を滑ったのは、改名前の” 赤面山スキー場”です。
ここへたどり着くのに、栃木県側の那須甲子有料道路(二区間) を使いました。
合計で千二百八十円も払わされて、 カーブもきついし下り坂も多くてうんざりです。
正直、場所は栃木県だと誤解して、 那須側から入るのが近いと思い込みしました。
これが運の尽きで、金は掛かるし運転で疲れるし、 踏んだりけったりのアクセスです。
本当は、福島県の西郷村なので、 白河方面から目指した方が近いかもしれません。
しかも、当日は激しく雪が降っていて、 ゴーグルを掛けても視界が利きませんでした。
どこをどう滑ったのか、結局分からずじまいで、ただ 緩斜面が多いのは分かりました。
と言うわけで、この有料道路は数年前に一般開放され、 今や通行料金が不要です。
結局、 有料道路を走らずに到着できる栃木県側のマウントジーンズが生き 残ったのですが、 もしこちらのゲレンデも無料開放まで持ちこたえたのなら、 何とかなったのかもしれないとも空想するのでした。
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