2014年11月5日水曜日

簗場ってどこで魚取りをしていたんだろう - ヤナバスキー場(ヤナバスノーアンドグリーンパーク)(長野県)

平成3年2月24日滑走

このスキー場名は簗場(やなば)から来ているらしく、JRの駅名にもなっています。
ヤナバスキー場前駅と言いますが、そのひとつ前の駅は簗場駅になっています。

この簗場は、簗漁(やなりょう)をする場所で河川に設けられた魚場のことです。
ただ、駅の眼前には青木湖が広がっていまして、流れのある川が見当たりません。

手前の簗場駅付近では、中綱湖から木崎湖へ農具川が注ぎ込んでいました。
ググッて見ましたがと、漁の解禁日が紹介されていてニジマスの放流もありました。

ただ、両岸はコンクリートの人口土手になっていて、用水路っぽい河川のようです。
それでも、マスが生存できるほどに、水質がよくて清流には違いないと思いました。

昔は当然自然河川だったはずで、ここに簗場があったと見て差し支えないでしょう。
面白いのは、青木湖から中綱湖を経た川が木崎湖へ注ぎ込まれている点です。

長野県は海に面していないので、昔より川魚は貴重な蛋白源だったと思います。
こうして、県内には各地で簗場が設けられ、ここは駅名まで名前が残りました。

一方、外来種のブラックバスが勝手に放流され、生態系の破壊が心配の種です。
どこかの釣り基地外でしょうが、壊せば自然は還ってこないのを知るべきですね。

グーグルドライブはこちらから
ヤナバスキー場駅を裏表紙で紹介

さて、こんな疑問が先ず最初に浮かびましたが、駅と直結したゲレンデに戻ります。
こういった駅は、JR沿線の界隈に散見されますが、ここは臨時駅の扱いでした。

冬場のスキーシーズンになると、臨時に普通列車が停車するようになっています。
ただ、残念なことに、昨シーズンにこのスキー場は営業を休止してしまいました。

それでも運行するJR東日本は律儀で、通過する列車は停車してくれたようです。
もっとも、ダイヤ編成を組む前に、事前に休止が知らされなかったんじゃないのか。

ゲレンデが閉ざされ、その名前を冠にした駅へ停車すること自体、不思議ですよ。
グーグルマップを見ても、湖と国道に駅前がはさまれた格好で民家もまばらでした。

実にシュールな停車光景だったはずで、一体何人が下車したのか気にもなります。
ゲレンデに用がなければ降りることもなく、この駅は既に役割を終えたのでしょう。

と言うわけで、ゴンドラもなく短いクワッドだけだと、魅力は乏しいのかもしれません。
向かいの鹿島槍のゲレンデはそこそこ大きいですし、五竜にはゴンドラもあります。

素敵なパンフレットで宣伝して来たし、毎日千円ポッキリの一日券も発売した。
でも、コースレイアウトこそゲレンデの命でして、そこに集客力の原点がある分けですが、今となっては懐かしいだけのゲレンデになってしまったのかと、遠くを見るような目で滑った頃を思いやるのでした。


おまけ:
朗報です!
このゲレンデが、今シーズン、戻ってまいります。
スキー運営会社、マックアースさんのご尽力に感謝いたしましょう。
facebookでは、復滑(復活)となっておりました。
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注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房)
  

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