2014年11月3日月曜日

ポッキリ六百円、サンライズ格安券で滑りこんだ楽しさが忘れられない - サンアルピナ鹿島槍スキー場 (HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場 - 鹿島槍スポーツヴィレッジ) (長野県)

平成3年2月24日滑走

早朝の二時間と使用できるのは第八リフトだという制限付きですが、お安い。
当時、六百円ポッキリの券だったので前日の夜から駐車場に到着していました。

当然、車の中で野宿を決め込みまして、冬山用のダウンシュラフに潜り込みます。
このシュラフは結構値が張ったのですが、耐寒温度が-15℃までなので大丈夫。

明け方までぐっすり睡眠もとりまして、未だ暗い朝五時くらいに起きだしました。
ごそごそ、車の中で軽い朝食を取ってから、スキー靴を履いたり準備を始めます。

車はファミリアというハッチバック車で社内は狭いのですが、我が根城なのです。
スキーに出かけた時、ユースホステルに泊まる以外は、この車がベースになります。

それで、ゲレンデの駐車場は、山麓と山上の二つに分かれている特色があります。
山麓側は、国道148号線から見えるほどで、仁科三湖の中綱湖のそばです。

ただ、便利が良いせいか有料で、駐車料金をとられますので思わずケチりました。
山上だと無料ですから、せこくいったん大町まで戻って県道325号線を走ります。

もう夕暮れ時で、この道路沿いにある爺ヶ岳スキー場はすでに閉まっておりました。
ただ、駐車場へは途中から右折しますが、カーブのきつい急な坂道になります。

ここが結構な難関でして、雪道運転に慣れない人はふもとの方が適当でしょう。
それで、山上に到着したら結構広い駐車場なんですが、車は自分だけでした。

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除雪も万全とは言えず利用者が少ない雰囲気ですが、とにかく車中泊ですよ。
それで朝早く起きて車から出ると、下弦の月が澄み切った夜空に輝いております。

そんな空が白みつつある中、先ずはふもとの管理センターまで滑り降り始めます。
これが朝方の6時まえでかなり薄暗いのですが、なんとか視界は見通せました。

それで乗り始めて分かったことは、実際には第六高速ペアも運行されていました。
券の記載は第八リフトだけとありますが、ここだけだと上部へ戻ることができません。

このため、第六リフトも動かすようになったと思いましたが、とにかく滑ると楽しい。
やや狭いコースながらも、最大斜度26度、平均斜度15度と斜度もありました。

二時間ポッキリで思う存分に、十回ぐらいはリフトに乗ったんじゃないでしょうか。
八方や栂池のゴンドラ一時間待ちの悪夢をすっかり忘れて滑りを堪能しました。

というわけで、このスキー場は下部と上部のゲレンデの雰囲気がかなり違います。
上部だと標高がかなり高く雪質もよくなりますが、初中級者は注意してください。

二時間で滑られたコースが連絡の役目を担うのですが、斜度がきついはずです。
ふもとまで降りて帰って来るには難儀しそうで、ならば上部で駐車をお勧めします。

そんなゲレンデの思い出ですが、自分史的には上部のゲレンデを残念ながら全く滑っておりませんので、改めて訪問しながら、全ゲレンデを滑走してみたいと強く思うのでした。


おまけ:
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注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房)
 

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