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平成3年3月17日滑走 |
当時は、カーナビが本格化する前のことで、場所の特定にはドライブマップでした。
先ず、スキーガイドブックにある住所を頼りにして、目指す自治体を調べ上げます。
次に目的地の地名を探しまくるのですが、スキー場は山里のせいか大雑把です。
広大なエリアが字なんとかみたいで、ここは縮尺の大きい地図も欲しくなります。
一方、規模のあるゲレンデだとスキー場の名前が印刷されて、これは楽でした。
現地まで走ればリフトやゲレンデが目視できるし、たどり着くのは簡単でしょう。
ところが、リフト一本でコースが単純なゲレンデは、地図に乗るはずもないのです。
規模が小さいですから、後は地名を頼りに運転しながら、現場まで行くしかない。
ところが、このスキー場のゲレンデと隣接するリゾートの住所が、全く違いました。
ゲレンデの方は、カバーするエリアが細長くて、沢庵の尻尾みたいに端っこです。
他方、リゾートは望月町春日で、ここは有名な春日温泉のある地名なのです。
以前、ここの国民宿舎へ泊まったこともあるので、運転には馴染みもありました。
ただ、これは実際に行ってみて分かったことで、当初は見当もついておりません。
それでも、スキー場名に蓼科があり、住所が佐久市前山なのは分かっていました。
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グーグルドライブはこちらから全ページ見てもスキー場がない! |
蓼科山の西側にあるスキー場は滑りつくしていて、新しいゲレンデはないはずだ。
そうなると、山の東側にある鹿曲川林道を登り詰めれば、出くわすかもしれない。
こう突き詰めて考えまして、とにかく出かけるだけ出かけてみることにしました。
先ず、望月温泉まで無事に着きましたが、ここから鹿曲川林道は初めてです。
現在、この林道は落石のため通行止めのようですが、当時は通行できました。
雪混じりの砂利道は曲がりくねっていて、スピードを落として運転して行きます。
最終的に富貴の平(別荘地)に到着しましたが、ここは日本で一番みたいです。
どうも、日本で最高所にある民家のある場所として候補に上がっていたらしい。
ただ、標高が二千メーター近い別荘地なら、通年で人は住まないかもしれない。
条件では、住民票のある世帯全員が住んでいて、通える小学校のあることです。
これに、郵便と新聞配達が行われていることも条件になりますので、少し厳しい。
標高が高い別荘地ゆえ、冬場に好き好んで住む人はいないのが実態でしょう。
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クリックで大きくして見てね住所は佐久市前山 |
さて、この別荘地にはリゾートホテルがあり、スキー場が併設されているようです。
ホテルのレセプションまで行って確かめてきましたが、パンフレットすらありません。
道路のアクセスは悪いし道標はほとんどないしで、PRがまったくなっていません。
宣伝しなきゃ、客は来ないと思いましたけど、受付の人もお茶を挽く始末です。
とにかくゲレンデを確認したことだし、今宵はとりあえず車の中で野宿にしました。
いやー寒かったですなー、スリーシーズンの寝袋では寒さが防げずに凍えてしまう。
夜通し、歯の根が合わずにガチガチ言わせながら、うつらうつらするだけでしたよ。
そんな前置きの長いゲレンデ訪問でしたが、実際に滑ってみて楽しかったのです。
翌日はピーカン照りで最高でしたが、私を含めて数人だけの貸し切り状態です。
バーンを独占して滑りましたが、中級者向けのコースは気負うこともありません。
ただ残念ですが、スキー場は平成九年に休止してしまい再開もありませんでした。
一方、蓼科仙境都市の宿泊施設は稼働中のようで、ホームページもあります。
アクセスも多少は改善されましたし、夏場に涼を求めて訪れる人は多いはずです。
片や、極寒の冬は越冬地みたいで、スキー場の運営は難しかったんじゃないのか。
と言うわけで、一年の半分近くは冬眠せざるを得ないということに落ち着きました。
稼働率はガタ落ちで、通年リゾートの魅力も褪せれば、経営はどうなることやら。
現に、リゾートクラブ会員権の預託金返還に関わる係争が、起きているのですよ。
それは、八十歳の老人に、返還請求後、十年間も据え置くというシブチンさです。
それまでご健在かどうかも分からないし、だとすれば会社はそれを待っているのか。
そうなれば、お金を返さずともいい分けですが、何だか詐欺まがいっぽい商法で、そんな印象がぬぐえなくもなく、スキー場にまつわることを調べて行くと、とんでもないリゾート商法にぶちあたるという、オマケがついたのでした。
おまけ:
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蓼科アソシエーツスキー場付近図 |
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