2025年1月22日水曜日

寒い時期に咲く植物は、冬枯れのガーデニングにささやかな楽しみを与えてくれるのでござる ー ニオイスミレ・ローズマリー(ガーデニング)

        
スミレは春に咲くと思っていたのに、この新春になってポツリと咲きました。
マンションのベランダで、てなぐさみでガーデニングをしていますが驚きだ。

三階の鉢植えですから地植えの植物と違い、陽が射せば暖かいのは事実です。
でも、今年は暖冬ではなく、寒さが平年に戻っているので朝晩は冷え込むな。

だから、特別な種類なのかと思って、ネットで調べると”ニオイスミレ”です。
”スイートバイオレット”とも言って、年末から三月にかけて開花するみたい。

ヨーロッパから西アジアが原産で、耐寒性のあるスミレの仲間なので納得。
匂いと呼称するぐらい、昔は花を溶剤抽出して香料を採取していたらしい。

スミレを栽培しようと思って、メルカリから三百円で取り寄せた種子なんだ。
説明には、何種類か混じっているとメモがついていましたが、その通りかも。

ところで、スミレは変わっている植物で、花を咲かせずに種子をつけますな。
閉鎖花といいますが、春に咲くホトケノザも同じ仲間でエネルギー節約植物。

花を咲かせる体力を使わずに温存して自家受粉してしまうので、賢い選択か。
一方、咲いた花は受粉しないという特性があり、種子は専ら閉鎖花からです。

受粉しないので昆虫に依存しませんが、弱い遺伝子が受け継がれないのかな。
問題があるはずですが、昨年は、確かに閉鎖花で種子をつけて飛ばしていた。

まあ、咲き始めですので、これからもっと咲いてくれるのを楽しみにしよう。
この花以外にも、ローズマリーが開花していますが、寒くなって咲く出した。

       
今年は特につぼみをたくさんつけていて、小ぶりな花がまとまって咲きます。
これがきれいですが、元々は上さんが料理用にハーブで使うので育てました。

最初は、指し芽をして根付いてから植え直したのですが、簡単にできる植物。
種子は結実するようですが、指し芽がたやすいので種をまく必要もないなあ。

というわけで、寒さの厳しい冬で春に向けてすこしずつと植物も成長します。
ノーズポールも花のつぼみをつけだしていて、もう少しで咲いてくれそうな感じですが、ハナニラはもう少し先にも思われて、またベランダがにぎやかになると期待するのでした。



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