マスコット、ヨゴティ |
滋賀県でも雪は降りますが、別格の特別豪雪地帯があるのは知られていません。
ただ、普通に指定される豪雪地帯なら、西日本の中国地方まで範囲は広がるな。
つまり、特別豪雪地帯は滋賀止まりなのですが、当然、ゲレンデも存在します。
そして、その頂上部稜線を超えれば、隣県に出てしまうという県境のスキー場。
この中で、余呉高原スキー場YAPは、栃ノ木峠を越えれば福井県に出てしまう。
福井側にも今庄365スキー場がありますが、この国道365号線は冬季閉鎖です。
北國街道という歴史のある道ですが、今は代りに国道476号線が通行できます。
長さ4キロ長の木の芽峠トンネルが開通していて、敦賀から簡単に行けるのだ。
つまり、滋賀エリアのどん詰まりがYAPで、昔は他にもスキー場が存在したな。
国土地理院の地図を見ますと、国道を挟んで策動の表記があるにはあるのです。
ですが、スキー場の名称がないので、廃止か休止したゲレンなのだと判断した。
ネットで検索すると、余呉ベルクスキー場と分かりましたが、平成22年に休止。
何でも、旧スキー場が無許可で森林開発をして、豪雨で土砂が流出したらしい。
最初の発覚から三十年近くも経過したのに、県が命じた是正工事が未完了だと。
琵琶湖に流れ込む高時川支流の大音波谷川の源流部もあるし、けしからんお話。
いやはや、こんな顛末が帰ってから調べてみたら出てきたという後日談でした。
令和六年二月七日滑走 |
ところで、このYAPゲレンデは、奥伊吹と比べますと少しこじんまりしている。
リフト三本なので物足りないかもしれませんが、滋賀県民は出かけやすいかな。
二年前、県民感謝DAYがあって県民はリフト一日券が無料にする太っ腹でした。
というわけで、テレビで紹介される滋賀県豪雪地帯のゲレンデを楽しんだ一幕。
このゲレンデから、敦賀方面に抜けるので県道140号線を使ったのですが、信号で交互通行になる一車線しかない柳ヶ瀬隧道がとても不思議で、後になって、昔は北陸本線の鉄道トンネルだったのを道路用に転用したのだと分かって、ゲレンデの滑走以外に楽しめたスキー行なのでした。
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