共通リフト券でハシゴしました |
志賀高原は、長野電鉄の社長だった神津藤平が、
名づけられてから、八十年ちょっとなので、 歴史的にはまだまだ新しい方です。
しかも、自分の出身地だった志賀村、 現在の佐久市志賀にちなんでいます。
何とも、安直な名前の付け方に違いなく、 佐久なら菅平高原のほうが近い。
何とも、安直な名前の付け方に違いなく、
ただ、昭和二年に湯田中まで鉄道路線を延ばしたのが、 きっかけになりました。
ここは、 火山地帯ならではの豊富な湧出量を持つ多数の温泉が存在します。
ここは、
開湯千三百年の歴史に加えて、 江戸時代には文化人も数多く逗留しました。
ここに、山上の楽園、 高原地帯が加われば観光地としては鬼に金棒でしょう。
ここに、山上の楽園、
つまり、後年の一大スキーリゾートに至る経緯が、 電鉄事業を発端としました。
ですので、 スキーヤー諸君は長野市の方角に足を向けて寝てはいけません。
ですので、
なぜなら、 ここには志賀高原スキー場の礎を築いた同本社が存在しております 。
賢くも恐れ多い、この両方の名前ですが、 深く心にとどめて置くようにしましょう。
賢くも恐れ多い、この両方の名前ですが、
さて、この長野電鉄が最終的に開発したスキー場が、 この奥志賀高原なのです。
オープンは、およそ半世紀前の昭和44年、 滋賀では一番奥まったところでした。
オープンは、およそ半世紀前の昭和44年、
往復料金、券を見せると帰りは無料 |
湯田中から国道を登ってくると、
右手方向は横手山・渋峠へ抜けますが、
奥志賀林道と言うのですが、 滑った当時は有料道路で区間に分かれていました。
焼額まではA区間で360円を、 奥志賀まではB区間570円を払ったのです。
焼額まではA区間で360円を、
このため、平坦な山頂部のバーンを、 ストックで突いて滑走しなければなりません。
たった210円のセーブなんですが、 滑走前の準備運動ぐらいに思って滑りました。
たった210円のセーブなんですが、
現在、この林道はすでに無料化されていまして、 ケチる必要もなくなりました。
それでも、もし焼額山と併せて楽しむのなら、 手前で駐車した方がいいでしょう。
それでも、もし焼額山と併せて楽しむのなら、
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さて、頂上の第4ゲレンデに到着したら、 ゲレンデはYの字の二股に分かれます。
左手を滑ると、奥志賀高原ホテルまで降りますが、 右手はゴンドラ駅に着きます。
左手を滑ると、奥志賀高原ホテルまで降りますが、
このゴンドラ駅とホテルは離れていまして、 戻るにはもう一度ゴンドラに搭乗します。
頂上駅まで上がり、左手を目指して滑りこみますが、 目の前が上級コースです。
頂上駅まで上がり、左手を目指して滑りこみますが、
と言うわけで、初心者にはきついのですが、 回避するコースも用意されていました。
宿泊先のホテルに戻る滑走パターンなのですが、 自分としてはゴンドラ側のダウンヒルコースが好きで、 ノンストップでガンガン滑りこんでいるのも楽しく、 奥志賀のゲレンデは最高だと感じた記憶が鮮やかなのでした。
宿泊先のホテルに戻る滑走パターンなのですが、
おまけ:
スキー場のパンフレットは、(その二)で取り揃えて紹介します。
ぜひ、ご訪問ください。
スキー場のパンフレットは、(その二)で取り揃えて紹介します。
ぜひ、ご訪問ください。
注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95( 立風書房)
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