G.Skill社は、オーバークロック用で名の知れたメモリモジュールメーカーです。
なので、数年前、メモリーパフォーマンスに期待してドスパラで購入しました。
当時、8GB二枚組で合計16GBは、ウインドウズ10としては十分すぎました。
DDR4-2666規格で、その最上位にはDDR4-3200もありましたが、高価です。
なので、ワンランク下の規格で、定評のメーカー製を購入したという分けです。
以来、使い続けてきたのですが、最近、上位仕様のメモリーに切り替えました。
一方、外されたメモリーを使って、性能の低いCPU機に乗せ換えて立ち上げた。
スイッチを入れ直すと、すぐに立ち上がってくれて、まずは問題なさそうです。
次に、パソコンの構成機器を調べるために、CPU-Zのアプリから調べてみます。
あれー、メモリーのクロックが1066MHzと表示されていて、低い数値なんだ。
この数値であれば、DDR4-2133規格になり、他の名称ではPC4-17000なんだ。
これは、メモりーチップとモジュールの規格で呼称する習慣なので違いはない。
でも、マザボの認識したメモリに適合する周波数が、二回りも低いのはなぜだ。
有名なメーカーのくせして、パチモンでグレードの低いメモリを載せたのかな。
良く分からないのですが、CPU-Zの表では、XPM項目に1333Mhzの表記もある。
これがカタログ値でして、XPMが何を意味するのか分からないので調べました。
すると、Intelが策定した、メモリの動作プロファイルを拡張する技術のようだ。
まあ、メモリ本体に記録されたプロファイルで、起動時に読み込まれる仕組み。
利用者が手動で設定を入力する必要はないらしいのですが、このマザボは無理。
つまり、本来持っている性能を引き出す設定を読み込む機能が、働かないのだ。
ならば、メモリー性能の向上で、PCをサクサクと動かしてみたくなるものです。
では、どうすべきかと調べると、バイオスから設定を変えなければなりません。
タブから”OC Tweaker(オーバークロック設定)”を選んで、次はXMPの設定。
ただ、マザボメーカーで画面に違いがあるので、少し調べる必要がありました。
もちろん、CPU-Zに表記したXMP設定値を踏まえて、OC設定を指定する分け。
いうわけで、設定し直して保存して起動したら、カタログスペックで動作OK。
ただ、不思議に思ったのは、マザボがメモリモジュールからXMPの設定値を読み込んでいるのに、定格通りのクロックである1333Mhzとして設定されずに、ダウングレードされたまま認識されるのは、おかしいのではないかといぶかしく思った自分なのでした。
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