お手頃の業務スーパーで大量に買い込んで、冷蔵庫にしまったら、全く冷えなくて腐り出したのが発端だったな ー 冷却方式（東芝ベジータ冷蔵庫）

VEGETA復活！

　　　　

仕事から帰宅すると、開口一番、上さんが冷蔵庫が冷え始めたと発言しました。

それで、どうしてそうなったのと聞くと冷気の吹き出し口が塞がれていたとか。

野菜室では奥底の壁に存在して、そこに包装袋がぴったり貼付いていたらしい。

野菜の包装袋は、防曇袋（ボードン袋）と言って基本的に曇らない材質なんだ。

素材に界面活性剤が含まれていますが、低温の冷蔵庫の中では材質が安定する。

なので、透明な袋がきれいなままで、貼り付いていたのを見落としたようです。

しかし、こんな単純なことが原因で、冷蔵室が冷えなかったとは灯台下暗しだ。

ところで、我が家は東芝製の冷蔵庫を使っていますが、冷凍機がツイン方式ね。

　　　　

背後に冷凍庫用に一機、冷蔵室と野菜室用に一機が置かれている設計なのです。

問題は、冷蔵室と野菜室は独立していて、冷気は循環して冷凍機に戻されます。

　　　

ところが、野菜室の吹き出し口が塞がれていると、冷気が冷凍機に戻りません。

冷たくない冷気が戻ってしまい、そこから冷えない冷気が冷蔵室に行くんだな。

こうして、悪循環が続いて何時まで経っても冷蔵室が冷えないことになる分け。

一方、野菜室の容量は、冷蔵室に比べて小さいので、ある程度は冷えるのです。

他方、大きな冷蔵室は弱い冷気のせいで、夏の暑さも手伝って室温が上昇する。

こんな悪循環が、今年の猛暑で発生していた分けで、ボードン袋が憎らしいわ。

購入してまだ六年なので壊れるには早すぎると思っていましたが、単純すぎる。

中国大連の工場製だから、安かろう悪かろうの品質と思い込むのは誤りでした。

というわけで、我が家の東芝ベジータ冷蔵庫は、今や冷えまくり状態なんだな。

それで、漫画『ドラゴンボール』に登場するベジータは、当初は悪役でしたが、後に改心して味方側になったキャラでもありまして、我が家のベジータも今年の夏は一時的ヒール（悪役）になってしまったのかと思ったのでした。

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