これが酷道だったのだ |
国道289号線は、久しく有名な登山国道で会津と関東が分断されていました。
途中、甲子峠を通りますが、車両の通行ができない難所であって、山道だけだ。
ただ、十数年前にトンネルの開通で、幹線道路の機能を果たせる状態に格上げ。
自分がこの地域を訪れたのは開通前で、代わりに国道118号線を走行したの。
まあ、南会津の下郷田島エリアまで行くには、首都圏からは289号線だろう。
もっとも塩原温経由の国道400号線もあって、手前の高速を降りて入ります。
一方、尾瀬の桧枝岐に行くなら400号線かもしれんが、お好み次第でしょう。
他に鬼怒川温泉経由の121号線もありますが、下道走行が長くてしんどいよ。
それで、今回は走り残した289号線で、今シーズンの初滑りを決行するのだ。
南会津地方には、あちこちとスキー場が点在していまして、実にユニークです。
これも、合併前の村や町が、観光誘致でスキー客を目当てに作ったからだろう。
一村一品の名産みたく、オープンしまくって、ブームも過ぎ去ればお荷物状態。
① 田島町 → 台鞍山スキー場
② 舘岩村 → 会津高原たかつえスキー場
③ 伊南村 → 会津高原高畑スキー場
④ 南郷村 → 南郷スキー場
⑤ 桧枝岐村 → 桧枝岐温泉スキー場
①~④は、合併で南会津町になりましたが、どうも運営が思わしくないらしい。
最近、ニュースの発表では、令和13年をめどに、①と③が閉鎖するようだな。
だとすれば、今年は例年より本格的な降雪が早いから、年末にスキー行を決行。
ここ数年は、出かけても雪不足で滑られるゲレンデを探すので、苦労しました。
なので、年末の滑走は諦めていたくらいで、今年はやっと平年に戻ったのかな。
あの夏の異様な暑さで、日本海側の海水が暖められて水温もかなり高いらしい。
もし、順調にシベリアから日本海に寒波が入れば。速攻で水蒸気から雪になる。
豪雪になるのは当然予測できていますが、この南会津地方もご多分に漏れずだ。
予定通りにオープンできていて、ならば寒波襲来で雪の積み増しに期待しよう。
というわけで、年末で混雑する前に、二泊三日で出かけることにいたしました。
ところが、驚いたのは高畑スキー場で、あまりに滑る人が少ないためか、水曜木曜はリフトを営業しないカレンダーが、ホームページで紹介されているほどで、やはり、289号線の開通で便利になったからと言って、スキーブームの過ぎ去った今、焼け石に水のアシストでしかなかったとも思えるのでした。
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