以前、中古パーツで工作したICアンプがあったのですが、放置したままでした。
例えば、ブラウン管のテレビモニター基板から抜いた抵抗とかコンデンサーね。
他には、百均で買い求めた電池で起動の音量補強アンプで、お目当てはICです。
音量と音質も今一で使えない感じがして、このICは、基板から抜き取りました。
型番は、TDA2822Mというベストセラーでして、ネットで回路図が探せます。
電圧を少し高めにかけると、1W+1Wのステレオアンプになるスグレモノだよ。
だけど、ガラクタパーツを寄せ集めて作ったから、ノイズがかなりひどいんだ。
それも、入力段階で必要なパーツが十分に揃わなくて適当に間引いたからです。
使い物にもならずにほったらかしでしたが、最近、少しパーツを買揃えました。
まあ、基板上のパーツを交換、追加する工作なんだけれど、基板が見えづらい。
老眼になったのかもしれず、昔に比べて細かな基板のはんだ配線で目が回るの。
やっぱり、ルーペスタンドなどで基板回路を拡大して見るのが、楽チンだろう。
アマゾンでも探しましたが、堅牢なものは五千円近くもするので値が張るんだ。
ガラクタ工作の用具に金を掛ける気もないので、ここは百均用品で自作します。
先ず考え付いたのは、スマホのフレキシブルスタンドで支柱の曲がる一品です。
これに、大きめの天眼鏡を結わえ付ければ、簡易ルーペスタンドにはなるかな。
それで、ダイソーに言って購入したのが、スマホのスタンドで在庫僅少みたい。
かろうじて見つけてゲットできたのがうれしくて、同時に虫眼鏡も購入できた。
後は家に帰ってから、手作りするだけなんだけど、虫眼鏡の柄が細すぎますな。
これでは、スマホスタンドに挟み込むことができなくて、一工夫と思案します。
そして、上さんが使ってみてと提供されたのが、サランラップの太めの芯です。
トイレットペーパーに比べてはるかに硬くて、挟み込んで固定しても潰れない。
だけど内径が大きいので、サイズの合ったペットボトルキャップを活用します。
両端にはめ込んで、キリで穴を空けつつ大きくして、虫眼鏡の柄をねじ込んだ。
取っ手が少し太くなりましたが、虫眼鏡としてもまだ使えるので便利でしょう。
後は、柄がぐらつかないようにキャップとの接合部に、ホットメルトを充填だ。
冷えたら固定されて充分に強度が出ますので、電子工作もやりやすくなります。
というわけで、ガラクタアンプ基板の修理前に、他の手作り工作になりました。
実は、もう一基このICを使ったアンプを工作していたのですが、組み立てて電源を入れてもうんともすんとも言わず、必ず修理する必要もありましたので、この手作りルーぺスタンドが役に立つなど自画自賛するのでした。
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